令和8年7月6日に特開2026-112091号公報で公開されたニコンの特許出願(特願2024-227685)は、「撮像素子および撮像装置」に関する発明で、興味深い内容でした。特開2026-112091号公報の【要約】の【課題】に、「ライブビュー画像が表示部に表示されない期間の発生を抑制する。」と記載されていました。特開2026-112091号公報の段落【0071】には、「第1実施形態によれば、撮像素子21は、光電変換部62Aと光電変換部62B~62Dとを有する画素51と、光電変換部62Aに蓄積時間T1で電荷を蓄積させ、光電変換部62B~62Dに蓄積時間T1よりも長い蓄積時間T2で電荷を蓄積させる駆動制御部43と、光電変換部62Aに蓄積された電荷に応じた光電変換信号を出力する第1垂直信号線52Aと、光電変換部62B~62Dに蓄積された電荷に応じた光電変換信号を出力する第2垂直信号線52Bと、を備える。ここで、比較例として、光電変換部62A~62Dの全てにおいてライブビュー画像用の電荷を蓄積し、レリーズボタンが全押しされたときは光電変換部62A~62Dの全てにおいて静止画像用の電荷を蓄積する例を説明する。比較例において、静止画像用の電荷を蓄積及び光電変換信号(画素データ)の出力を行っている間は、ライブビュー画像用の電荷の蓄積及び光電変換信号(画素データ)の出力を行うことができず、表示部24にライブビュー画像が表示されない期間(ブラックアウト)が発生してしまう。一方、本実施形態では、これにより、光電変換部62B~62Dが静止画像用の電荷を蓄積している間も、光電変換部62Aは、ライブビュー画像用の電荷の蓄積及び光電変換信号(画素データ)の出力を行えるので、表示部24にライブビュー画像が表示されない期間(ブラックアウト)が発生することを抑制することができる。」と記載されていました。特開2026-112091号公報の段落【0048】には、「本実施形態では、レリーズボタンが全押しされたとき(撮像指示が入力されたとき)の撮影条件に応じて、各画素51の光電変換部62B~62Dからの画素信号の読出し方法や、画素データを用いた静止画像データの生成方法を異ならせる。」と記載され、特開2026-112091号公報の段落【0049】には、「例えば夜景など低照度下においてレリーズボタンが全押しされた場合には、撮像素子21(垂直駆動部42)は、信号Tx_B、Tx_C、Tx_Dを同時に転送部63B、63C、63Dにそれぞれ入力し、光電変換部62B~62Dにおいて時間T2で蓄積された電荷をフローティングディフュージョン65Bに同時に転送する。これにより、フローティングディフュージョン65Bにおいて、光電変換部62B~62Dに蓄積された電荷が加算される。加算された電荷に応じた光電変換信号は、第2垂直信号線52Bを介して信号処理部45に読み出される。」と記載され、特開2026-112091号公報の段落【0053】には、「一方、例えば日中屋外など高照度下においてレリーズボタンが全押しされた場合には、撮像素子21(垂直駆動部42)は、信号Tx_B、Tx_C、Tx_Dを転送部63B、63C、63Dにそれぞれ入力するタイミングを異ならせる。これにより、光電変換部62B~62Dに時間T2で蓄積させた電荷に応じた光電変換信号が、異なるタイミングで第2垂直信号線52Bを介して信号処理部45に読み出される。」と記載されていました。 なお、参考までに、Z9のデュアルストリーム技術は、Z 9 開発者Special Interview vol.1https://nij.nikon.com/cms/sp/z9_specialinterview/01_z9/ の中ほどの「画像データの出力用レーンが2種類のデュアルストリーム」の項目に、詳細な説明があります。
令和8年7月6日に特開2026-112091号公報で公開されたニコンの特許出願(特願2024-227685)は、「撮像素子および撮像装置」に関する発明で、興味深い内容でした。特開2026-112091号公報の【要約】の【課題】に、「ライブビュー画像が表示部に表示されない期間の発生を抑制する。」と記載されていました。特開2026-112091号公報の段落【0071】には、「第1実施形態によれば、撮像素子21は、光電変換部62Aと光電変換部62B~62Dとを有する画素51と、光電変換部62Aに蓄積時間T1で電荷を蓄積させ、光電変換部62B~62Dに蓄積時間T1よりも長い蓄積時間T2で電荷を蓄積させる駆動制御部43と、光電変換部62Aに蓄積された電荷に応じた光電変換信号を出力する第1垂直信号線52Aと、光電変換部62B~62Dに蓄積された電荷に応じた光電変換信号を出力する第2垂直信号線52Bと、を備える。ここで、比較例として、光電変換部62A~62Dの全てにおいてライブビュー画像用の電荷を蓄積し、レリーズボタンが全押しされたときは光電変換部62A~62Dの全てにおいて静止画像用の電荷を蓄積する例を説明する。比較例において、静止画像用の電荷を蓄積及び光電変換信号(画素データ)の出力を行っている間は、ライブビュー画像用の電荷の蓄積及び光電変換信号(画素データ)の出力を行うことができず、表示部24にライブビュー画像が表示されない期間(ブラックアウト)が発生してしまう。一方、本実施形態では、これにより、光電変換部62B~62Dが静止画像用の電荷を蓄積している間も、光電変換部62Aは、ライブビュー画像用の電荷の蓄積及び光電変換信号(画素データ)の出力を行えるので、表示部24にライブビュー画像が表示されない期間(ブラックアウト)が発生することを抑制することができる。」と記載されていました。特開2026-112091号公報の段落【0048】には、「本実施形態では、レリーズボタンが全押しされたとき(撮像指示が入力されたとき)の撮影条件に応じて、各画素51の光電変換部62B~62Dからの画素信号の読出し方法や、画素データを用いた静止画像データの生成方法を異ならせる。」と記載され、特開2026-112091号公報の段落【0049】には、「例えば夜景など低照度下においてレリーズボタンが全押しされた場合には、撮像素子21(垂直駆動部42)は、信号Tx_B、Tx_C、Tx_Dを同時に転送部63B、63C、63Dにそれぞれ入力し、光電変換部62B~62Dにおいて時間T2で蓄積された電荷をフローティングディフュージョン65Bに同時に転送する。これにより、フローティングディフュージョン65Bにおいて、光電変換部62B~62Dに蓄積された電荷が加算される。加算された電荷に応じた光電変換信号は、第2垂直信号線52Bを介して信号処理部45に読み出される。」と記載され、特開2026-112091号公報の段落【0053】には、「一方、例えば日中屋外など高照度下においてレリーズボタンが全押しされた場合には、撮像素子21(垂直駆動部42)は、信号Tx_B、Tx_C、Tx_Dを転送部63B、63C、63Dにそれぞれ入力するタイミングを異ならせる。これにより、光電変換部62B~62Dに時間T2で蓄積させた電荷に応じた光電変換信号が、異なるタイミングで第2垂直信号線52Bを介して信号処理部45に読み出される。」と記載されていました。 なお、参考までに、Z9のデュアルストリーム技術は、Z 9 開発者Special Interview vol.1https://nij.nikon.com/cms/sp/z9_specialinterview/01_z9/ の中ほどの「画像データの出力用レーンが2種類のデュアルストリーム」の項目に、詳細な説明があります。
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上平修三
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07/07
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