メンバーズ・フォト

まきたろう
2025/07/17 21:15

金波銀波の物語「海王丸がゆく」

2023年12月3日の朝、天気は曇天。

若き練習生たちが操練する海王丸が、新来島どっく沖の小部湾を抜錨、大角を周り世界で唯一の順中逆西、海の難所の来島海峡を通過しました。龍馬ら幕末の先人たちが夢見た日本の海運の歴史は150年。海運がなければ、世界が平和でなければ、資源が手に入らずこの国は成り立ちません。海王丸に、海運の世界に、夢を託した若き未来の航海士たちと、海技教育機構の方たちに感謝して。

 

環境フォトコンテスト2025

一般部門「環境フォト大賞」・環境大臣賞受賞作品

商船三井賞「海はひとつ」より

 

 

この国の生命線とも呼べる海運。

その海運の重要性を少しでもこの国に広めたいと願う練習船の船長がいます。

この写真は彼と私の想いが詰まった一枚です。

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4 件の返信 (新着順)
chinaco
2025/07/18 05:47

神々しいですね!

落ち着いた色合いが海王丸を引き立たせているように見えます(^-^)


まきたろう
2025/07/18 20:36

chinacoさん、有難うございます!
実は、授賞式の日に海王丸が我が街の沖に錨を下ろしました。
まさに奇跡が起きました。
これからも宜しくお願いいたします。

Y.Nakauchi
2025/07/18 01:25

ハーフND?


まきたろう
2025/07/18 20:34

Y.Nakauchiさん、LRを使って後処理ハーフNDです(^^)

Finder
2025/07/17 22:52

さすが受賞作、感動的な素晴らしい作品ですね~。^^
PHOTO HUB初回記念作品でもありますね。これからも素敵な作品を拝見させてください。よろしくお願いいたします。^^


まきたろう
2025/07/18 20:33

Finderさん、有難うございます!
初回記念に私の最大作品を発表させていただきました。
海に囲まれ資源の乏しいこの国は、海運無くしては成り立ちません。
練習生の皆さんに是非エールを送ってあげてください(^^)
これからも宜しくお願いいたします。

denshakamera2
2025/07/17 22:32

まきたろうさんこんばんは。謹んで拝見させて頂きました。壮大な作品に感銘いたしました。ありがとうございます。


まきたろう
2025/07/18 20:31

denshakamera2さん、
有難うございます!
私の渾身の一枚です。
これからも宜しくお願いいたします^ ^

denshakamera2
2025/07/18 22:58

その昔、科学ブックで海王丸の特集があったのを思い出しました。数えると60年前になります。東京商船大学も東京海洋大学となり、時代の流れを感じます。変わらないのは来島海峡の潮流でしょうか。

まきたろう
2025/07/19 04:36

denshakamera2さん、60年前だと富山の海王丸一世ですね。
先の大戦も乗り越え船齢が確か96歳くらいになり
今まさに100年を超えられるかどうかの瀬戸際だそうです。
商船大学のお話を聞いたのもこれでお二人目。時の流れを感じますね。
来島海峡は今も事故が多い海の難所です。
現地の造船業も新来島どっくではなく、今では今治造船が抜き出て日本一。
船舶の保有率も東京都についで愛媛県が僅差で2位です。
この前、TOKYO ミナトリエで見て驚きました。

denshakamera2
2025/07/19 10:06

まきたろうさんこんにちは。60年前の海王丸は先代にあたり現在は富山です。親族の関係で短期間ですが富山にご縁がありました。その昔は造船工学科があり造船重機への一定の人材の流れがありました。とある国は鉄鋼と造船の復権を叫びます。しかし鉄鋼と造船は時代の流れにあり、難しいことと思います。

まきたろう
2025/07/20 01:16

denshakamera2さん、こんばんは!
そうでしたか。やはり富山に(^^)
今、海事産業は国防と同じ考えにあります。
国内の船の調達も中韓の比率が高くなっています。
理由は安い価格の割に性能が見劣りしないのが理由だそうです。
でもこのままでは、国防につながると船主上位3社が立ち上がり造船業も巻き込み7社が海事クラスターを立ち上げました。この国は今まさに以前の状態に立ち戻ろうとしています。国防とは何か。国益とは何か。今一度、一般の方も考えなければなりませんね。それは、未来の子供達に豊かな国を引き継ぐために。

denshakamera2
2025/07/20 09:19

まきたろうさんこんにちは。海事クラスター関連資料を拝見いたしました。懸念は2050年ゼロエミッションでしょうか。検討が先行する自動車でも混沌としています。識者に聞くと不安定な再生可能エネルギーを系統から切り離し、水素やアンモニアとして貯蔵し、船舶で利用する案があるとか。船舶は自動車と異なり貯蔵が容易だから、とのこと。壮大な話ではあります。

まきたろう
2025/07/20 19:40

densyakamera2さん、お疲れ様です。
まず第一段階として商船三井は自動車運搬船を天然ガスに切り替えました。
その船ACEシリーズを今建造しているのが新来島どっくなのです。
そして、次は未来の帆船を造ります。
風のある日は帆走しプロペラを回し水素を作り
風のない日は水素でプロペラを回し航行する。
そして余った水素は寄港した港にチャージする!
それが今回の万博に展示されているそうです。
そんな感じで、海王丸が商船三井の社員の方達の胸に刺さったのだそうです。

denshakamera2
2025/07/20 23:43

LNG船のLNG燃料以外にLNG燃料船があるとは知りませんでした。自動車運搬船というのも時代を感じます。商船三井は合併当時「オオサカショウセンミツイセンパク」という早口言葉のような長い社名でインパクトがありました。今の本社は虎ノ門で馴染みのあるビルです。「クルシマドック」といえば坪内寿夫氏の名前が思い出されます。とても懐かしい響きです。ありがとうございました。