11/9(日)スナップサークル「イルミネーションスナップ」のオンラインセミナーをご清聴ありがとうございました!
熊切先生からご質問があったフリッカー低減について確認をとりました✨✨
これからの季節、イルミネーションの撮影を行う場合などにも有効かと思いますのでぜひ活用してみてください🌟✨🌃🌟
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まずフリッカー低減機能について整理させていただきます。
■静止画フリッカー低減
静止画フリッカー低減は、蛍光灯や水銀灯などフリッカーのある光源環境になると
自動的にフリッカーを検出してフリッカー起因の露出ムラや縞を目立ちにくく制御する機能です。
ただし、以下の設定の時は機能が無効になります。
•HDR合成撮影時
•「ハイスピードフレームキャプチャー +」撮影時
•サイレントモード時
•ピクセルシフト撮影時
■高周波フリッカー低減
光源が高周波LED照明の場合や、被写体に高周波LEDディスプレイが含まれる場合に
縞状の明暗が画像に記録されることがあります(フリッカー現象)。
フリッカー現象の影響が少ないシャッタースピードをより細かく設定するための機能が高周波フリッカー低減です。
撮影モードS(シャッター優先)またはM(マニュアル)でシャッタースピードを特定の値に設定している場合に
シャッタースピードを通常より細かいステップ幅で調整できるようになり、
フリッカー現象の影響が少ないシャッタースピードを撮影画面で確認しながら設定できます。
なお、「高周波フリッカー低減」機能は、撮影モードがS(シャッター優先)とM(マニュアル)の時のみ有効で
シャッタースピードを通常よりもより細かく設定できるようにする機能になりますので、
「高周波フリッカー低減」機能をONにしただけではフリッカーを低減させることはできません。
●まとめ
イルミネーションを撮影する際は、「静止画フリッカー低減」機能はONで撮影してください。
通常のイルミネーションではこちらの設定でほぼ問題ないと思います。
(「ハイフレームキャプチャー+」や「サイレントモード」など機能が無効になる設定になっていないかご注意ください。)
上記でも撮影時に縞模様などフリッカーが確認された場合には、
「高周波フリッカー低減」機能をONにしていただき、
シャッタースピードを細かく変更しながらフリッカーが目立ちにくいシャッタースピードを探してください。
なお、「高周波フリッカー低減」機能をONにするとシャッター秒時を大きく変更するのが手間になりますので、
「カスタムボタンの機能」を「高周波フリッカー低減」に割り当てして、
必要な時に簡単に切り替えできるようにして使用することをお勧めします。
機能の詳細や使用時のご注意につきましては、以下をご確認ください。
■Z5Ⅱ 静止画フリッカー低減
https://onlinemanual.nikonimglib.com/z5II/ja/psm_photo_flicker_reduction_143.html
■Z5Ⅱ 高周波フリッカー低減
https://onlinemanual.nikonimglib.com/z5II/ja/psm_high_frequency_flicker_reduction_144.html
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ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示次回のイルミネーションスナップ、撮影会参加出来ないので、答えを頂けるか不安でしたが、素早いお答えとっても感謝します。
ありがとうございました。