2025/09/01 00:13
はじめまして。
はじめて投稿させていただきます。
よろしくお願いいたします。
素朴な疑問なのですが、カメラの画像の縦横比は、歴史的に2:3となっていますが、最近では、iPhoneでは3:4で、昔のテレビは3:4で、映画は9:16で、昔の中判カメラは3:4(6:8)で、大判カメラは4:5(8:10)で、Instagramは1:1ですね。
デザインや美術の世界では、昔から目に映る最も自然な比率の黄金比(約5:8)があります。
黄金比が最も優れている比率ではありませんが、縦横の自然な比率に見える黄金比が、人間の目に見えたものを切り出す写真の縦横比にないのが不思議だなと気づきました。
ちなみに、コピー用紙のA4やB4は、白銀比(約5:7)です。
これは、工業的に意味があると思います。
写真は2:3が見慣れているかもしれませんが、自然と美しい黄金比や、印刷しやすい白銀比の撮像範囲があっても良いのではないかな?と思いました。
A3にA3ノビがあるように、写真にもトリミングするための余白が必要というなら分かります。
でも、あまりトリミングしない私としては、最初から黄金比の縦横比があったら、もっと自然に写真が目に映るのではないかな?と思いました。
2:3から黄金比(約5:8)に変更すると、同じ横幅では上下が狭まります。
また、同じ上下幅では、左右が広がります。
撮る人によって、焦点距離35mmと50mmのレンズを選ぶように、撮像範囲の選択肢は増やせないのでしょうか?
皆さま、いかがでしょうか?
8件のコメント
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投稿を表示たけさん、初めまして
皆さまの色々なご意見、拝見してますが、別にカメラ(ハードウエア)にアスペクト比を求める事はないと考えています。
極論?ですが、映像素子数が大きくなり余裕が出てきてるので映像素子はスクエアにする。後は利用者が撮影時にワンタッチで好みのアスペクト比を選べる様なSW等を搭載すれば良いのでは?、もちろんファインダーもそれと同期して縦横を変化させる。で良いのでは?と、常々考えています。そうすれば縦位置グリップなどと云う余計?なアタッチメントも不要になり、物理的な重さ、金銭的?な重さも軽くり、無理な体勢で縦位置に構えることもなくなります。ユーザから見ると良い事だらけではないかと考えますが、如何でしょう?
纏めると、ハードが基本スクエアで、ユーザが撮影時に簡単に自分好みのアスペクト比を選べる様にする。です。
特にメーカーさんどうでしょうか?
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投稿を表示皆さま、たくさんのあたたかいコメントといいね、そして、大変興味深く思慮深いコメントをありがとうございました。
遠い昔の記憶ですが、学生の時だけ「半切」に白黒写真を「焼いて」いました。
押入れの奥に眠っていた白黒写真の入ったままの額を引っ張り出してきたら、たまたま、未開封の「フジブロ バリグレード WP 35.6×43.2cm(14×17)・半切 20 SHEETS」が出てきました。
lab_meeさんの仰っていた印画紙の縦横比をすっかり忘れていました。
たまたま、2枚の額に残された写真を見た時、縦長を強調するような構図で縦構図の写真と、水平の奥行きを強調するような構図で横構図の写真がありました。
今では、ほとんど印刷していなかったので、スマホでしか写真を楽しんでいませんでしたが、改めて半切サイズの写真を見ると、「縦構図、横構図は感性によって支配されますので、その状況によりごちゃまぜになります。」ということと、「正方形が最も好まれ,且つ細長くない長方形が好まれる事が分かった」ということに実感をもって納得しました。
この半切サイズの2枚の写真は、縦横比14:17の中に余白を作って縦横比2:3の画を入れていました。
ですから、この横構図の写真の方は、細長くない長方形の方が、私にはしっくりくると思いました。
学問的に黄金比は自然かもしれないけれど、日本の感性として、印画紙の縦横比を忘れてはいけないなあと思いました。
ありがとうございました。
TakOnさんの仰っているように、写真は自由な世界なので、さまざまなアスペクト比でクロップできる仕様だと、将来有望ですし、自分の感性もより磨けるのではないかと共感しました。
ありがとうございました。
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投稿を表示たけ様
とても良い気づきだと思いました。
写真は自由な世界ですが、撮像比率についてはセンサーサイズに依存しているようなところがありますね。フィルム時代の都合が受け継がれているようです。
ただ、フィルムサイズの制約由来である2:3が、いい意味で写真らしさのひとつになっているとは感じています。
(私の場合、3:4の写真を見るとついブラウン管時代の壁紙にされそうだな…、と変なイメージが湧いて逆にダメです😅)
さて、レンズから入る光(イメージサークル)が正円であることを考えると、無駄なく受光する矩形のセンサー形状は正方形ですので、撮像センサーを正方形にして、クロップによって様々なアスペクト比だけでなく、フォーカスエリアを変えるようにカスタム比率を設定したり、縦横撮影の切り替えもカメラを持ち変えることなく実現させるという発想は将来有望ではないかと思っています。どこのメーカーがそれをやるかは分かりませんが…。
現状、上質なZレンズの上下際部分から大口径Zマウント内にせっかく注がれた光は、センサー上に結像すらせずに捨てられている、と考えるとなんだかもったいない気がしてしまいます😂
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投稿を表示初めまして。lab_meeと申します。
ご質問、楽しく拝見させていただきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
例えば、撮った写真を「印刷して」鑑賞するまでのステップを考えてみたら、今のアスペクト比の意味が見えてくるかもしれません。
写真として印刷する場合、例えば四つ切、六つ切りのアスペクト比は1:1.2かと思います。
どうしてこの比率なのかはよくわかりませんが、こうした比率のものに印刷することが多いと思います。(全紙~六切りでアスペクト比1:1.20~1.25ぐらいの幅、ワイドで1.45ぐらい?)
とすると、黄金比(1:1.62)だと、印刷時に余白もしくはトリミングする領域が大きくなってしまいます。スチルカメラとしてのアスペクト比が2:3(=1:1.5)なのは、紙に印刷する表現がいまもなお重要視され今日にいたるからと考えています。フィルム(135)の効率的な使い方もあるのかもしれませんが。。
そして、個人的には、PCのモニタで縦位置の写真を確認すると1:1.5でも長い!と思い、モニター鑑賞する場合は、縦位置は1:1.33でトリミングすることが多いです。。。
少し調べて見ましたら、興味深い研究調査の学術情報がありました。
・Journal of Graphic Science of Japan Vol. 52 No. 1 /Issue no. 156 March 2018
・好みの長方形の縦横比に関する日本欧米比較研究、牟田淳
これはどのような形状(アスペクト比)が好まれるかを調査しており、以下のように取り纏めています。
(以下引用)
欧米では条件によって黄金比に好みのピークが出る場合とそうでない場合が混在し,先行研究と同様に条件によって結果が変わる弱い好みである結果が得られた.日本の場合については 4 通りの場合全てに於いて正方形が最も好まれ,且つ細長くない長方形が好まれる事が分かった.即ち, 4 通りに関しては条件によらず安定して正方形が好まれる結果が得られた.
と結論づけられていました。
縦構図、横構図は感性によって支配されますので、その状況によりごちゃまぜになります。最終的に見せ方(展示)まで考察した場合、1:1.2に出力することは、写真としても展示としても、その両者をうまく収める黄金比なのかもしれません。
結果、ファインダーのアスペクト比として1:1.5より正方形寄りの設定が追加されているようになってきていると推察します。
たけさんがおっしゃる1:1.62の黄金比は、写真展など複数の写真を並べる時に、「全体のおさまりとして配慮するアスペクト比1:1.62」と捉えると、「飾った壁」が「アートに化ける」、そういうものかと私は考えております。
単写真は1:1.2、それらを集合させてまとめたときのアスペクト比は1:1.62。
その中間を行くファインダーの1:1.5のアスペクト比。なんだか理に適っているのかなぁとも思ったりします。
(と、まじめな感じで語ってみました。文中のアスペクト比は縦:横で示しています)
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投稿を表示ライカ判フィルムって、映画用の35mmフィルムをそのままパトローネに押し込んだのが始まりじゃなかったですかね。135フィルム。
一番それが手っ取り早かったというか、安上がりだった。
なので、縦横比が3:2になったと。
36mm:24mm。
デジタルになってからも、基本それが引き継がれた。
ちなみにアナログテレビって縦横比が4:3なので、まあそれもデジタル化されてからも残っている。
ハイビジョンテレビが16:9なので、それも静止画の縦横比としても割によく使われると。
じゃ、なんでそもそも映画の縦横比が黄金比ではなかったのか??
僕にはわかりません(-_-)
しかし、デジタルになって好きにトリミングできるので、黄金比や白銀比に設定できるカメラがあっても良さそうではありますなあ。
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投稿を表示たけさん、はじめまして。makunと申します。よろしくお願いします。
黄金比、白銀比の撮像範囲を選べるようにできないものか、との投げかけと理解しました。
たいへん興味深いご意見と思いました。特に白銀比は便利そうだなあと思います。
以下、素人頭で考えてみました。
できるかできないか、ということならできると思います。技術的には。
メーカーが実際に作るかどうかとなると、需要の大きさ次第だと思います。
仮に黄金比、白銀比に対応するとしても、物理的な撮像素子の種類を増やすのは、コスト面で現実的ではなさそうです。
そうすると、Hiroさんがお書きの、カメラの設定の選択肢に含める対応が合理的かなと思います。
選択肢を増やすかどうかは、話がはじめに戻りますが、需要がどのくらいあるかによると思います。
白銀比は潜在的な需要はかなりありそうですが、皆さまいかがでしょうか。
以上、間違っていたらごめんなさい。
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投稿を表示たけさん、はじめまして。
たけさんの使っている機種はどうなっているかわかりませんが、
私が使っているZfではMENU>静止画面撮影メニュー>撮影範囲>撮影範囲設定でFX(36✖️24)、DX(24✖️16)、1:1(24✖️24)、16:9(36✖️20)とそれぞれ設定することができます。
確かにあまり写真をトリミングするのは気が引ける時もあるので、もっと種類がこれからUPデートで増えるのか?増やすことができるのか?!はわかりませんが、(すみません、わからないことばかり言っている😅)撮影範囲の選択肢増えるといいですね。
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投稿を表示たけさん。初めましてPHOTO HUBへようこそ、PHOTO HUBは、交流と学びの場所でメンバーの方が楽しく写真の投稿や質問、各ジャンルでの投稿、講師からの指導などで活動を行っています。作品の投稿をされますと沢山の「いいね」やコメントを頂けますので是非楽しんでくださいね。
ご質問の内容は、興味深いものですが「なんでも相談室」に投稿されますと皆様の意見を聞きやすいと思います。
ご質問の件、個人的には、映画フィルムの規格から続いてきたサイズだと思います。色々なサイズの画像素子を製造し、カメラの種類を増やすより撮影する時にサイズを調整選択できる方が製造コストの面で有利ではないかと思ったりします。たけさんのトリミングしない撮影は、理想的な撮影だと思います。一方で動き物を撮影する時には、トリミングはほぼ必須の作業となります。色々な使い方があったり、ご指摘のような疑問が有ったりするのは、写真を撮っている者にとって普通に感じる事かもしれませんね。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。^^