『流星を撮る夜の作品作り』私のペルセウス座流星群の撮り方。

ペルセウス座流星群の撮影というと、流星を一枚の写真に写すことが主な目的になりがちです。
もちろん、流星を狙うなら固定撮影が基本です。ただ、今回の目標は、流星だけでなく、天の川の解像感と前景の存在感を一つの作品として仕上げたいと考えています。
流星を優先する場合は、14〜20mm程度の広角レンズを使い、F1.4〜F2.8、シャッター速度10〜30秒、ISO3200〜12800を目安にします。
流星はどこに現れるか分からないため、一枚ごとの露出を短くし、できるだけ多くのカットを撮影することが重要です。インターバル撮影で連続記録しておけば、流星が写る可能性も高められます。
ここで注意したいのが、ニコンのインターバルタイマー撮影です。
シャッター速度を15秒に設定したからといって、インターバルも15秒にすると、撮影後の画像処理やカードへの書き込みなどで次の撮影に間に合わないことがあります。
そのため、実際にはシャッター速度に2〜3秒程度を加えて設定します。たとえばシャッター速度が15秒なら、インターバルは17〜18秒程度です。長秒時ノイズ低減を使用するとさらに間隔が空くため、連続撮影では設定を確認しておく必要があります。
一方、今回の本命は、高解像度のパノラマ撮影です。
撮影地選定では今回白糸の滝(静岡)に定めています
14mmなら広い範囲を一枚に収めやすい反面、白糸の滝が小さく写ってしまいます。そこで今回は20mmを使い、縦構図で複数枚を撮影してパノラマに合成する予定です。
設定はF1.8、シャッター速度60〜120秒、ISO1600〜3200を基準にし、赤道儀で星を追尾します。20mmの画角を分割して撮影することで、滝の存在感を保ちながら、天の川の情報量と解像感を高めることができます。
ただし、赤道儀で追尾すると、星は止まって写る一方で、滝や地面は動いてしまいます。そのため、空の部分は赤道儀で撮影し、滝や前景は追尾を止めて別に撮影する必要があります。
空と地上を同じ一枚の露出で無理に仕上げようとするのではなく、それぞれに適した方法で撮影して、最後に一つの作品としてまとめる。これが高解像度の星景パノラマをつくるときの基本的な考え方です。
流星も確実に残したい場合は、可能であれば別のカメラを固定撮影に回します。片方を流星記録用、もう片方を天の川と滝の作品用に分けることで、目的の違う撮影を同時に進められます。
しかし撮影では、設定を決めることと同じくらい、「どこにカメラを向けるか」が重要です。
現地に行ってここは星座が写らない、放射点が近すぎる等を何度経験し泣いたか……
いつまでも泣いていられないので、現在事前に星景写真の画角判定ができる個人アプリを開発中です
放射点や流星の方向、天の川、月、薄明、地形を一つの画面で確認しながら、撮影する方向を事前に検討できるようにしています。
現地で空を見上げてから構図を探すのではなく、あらかじめ撮影計画を立てておく。そうすることで、限られた時間の中でも撮影に集中できます。
ペルセウス座流星群は、流星だけを撮るための夜ではありません。
流星を記録するのか、天の川を作品として残すのか。それとも両方を別々の方法で狙うのか。
目的を先に決めると、レンズや露出、赤道儀の使い方も自然に決まってきます。



いい作品にできるよう頑張りますので、皆様の自信作もぜひPHOTO HUBで見せてくださいね!
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投稿を表示アプリを自作されると素晴らしいスキルをお持ちです!
いつだったかのオリオン座流星群を撮ろうと
時間とともに移動するオリオン座を追っかけながら
少しづつ三脚を調整してチャレンジしたときがありましたが
見える流星はオリオン座とはまったく無関係な方向からばかりで挫折した経験があります💦
アプリはPhotoPillsを愛用しています。
私がみんなの広場に投稿した満月とお城の写真もこのアプリで撮影ポイントと撮影時間を割り出しています。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示天体撮影に疎く途中でついていけなくなりましたが、天体にかける想いは充分に伝わります。アプリまで自作されるとは!もうすぐ流星群のピークを迎えると聞きました。大作を期待しております😊