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2026/02/15 15:36

ミラーレスカメラ情報に、PhotographyLifeが公開したNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIのレビューと、そのレビューについてのコメントが掲載されていましたので、以下に引用しました。

 光学的には、新しいバージョンでいくつか小さな改善があるが、フレア性能が最優先でない限り、レンズを買い替えるほどのものではないだろう。読者の中には、このレンズの“Mark II”として、他の要素よりもシャープネスを最大化する方向に振り切ったものを望んだ人もいるかもしれない。しかし、ほとんどのプロ写真家にとって、旧型のZ 24-70mm f/2.8 Sの解像性は問題ではなかったというのが現実だ。操作性の改善こそがアップグレードする実用的な理由であり、ニコンは元のバージョンと比べて光学性能を犠牲にすることなく、それを実現している。

「長所」
・市場で最も軽い24-70mm f/2.8レンズ
・高い精度の精密な組み立てと高度な防塵防滴による優れた製品品質
・ズーム域と絞り全域で非常に高い解像性能
・歪曲、周辺減光、色収差が比較的少ない
・ミッドレンジズームとしては最も低いフレア
・滑らかで心地よいボケ
・クリック/デクリック可能なコントロールリングや、レンズフードの窓など洗練された操作性
・超高速オートフォーカス

「短所」
・現在の24-70mm f/2.8レンズの中では長い部類
・解像性は前バージョンとほぼ同じ
・価格が高い

「解像性が前バージョンとほぼ同じ」という点が欠点として挙げられているのは、少し奇妙だということは理解している。前バージョンはもともと優れた解像性を持っていたからだ。正直に言うと、私はこのバージョンのレンズでは性能が低下するのではないかと予想していた。というのも、ニコンは光学設計を簡素化し、インナーズーム化したためである。そうした状況を考えると、前バージョンと同等の性能を維持しているのは印象的だ。

とはいえ、ニコンレンズは年々、解像性が向上するという期待をユーザーに植え付けてきたので、もし解像性が最優先事項であるなら、このレンズはあなたにとって必須のアップグレードにはならないだろう。



レビューによれば、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIは単なる前モデルの置き換えに留まらず、標準ズームレンズにおける新たなベンチマークを打ち立てる存在であると伝えられています。

まず特筆すべきは、その驚異的な解像性能だそうです。ズーム全域において、開放から画面の中心部だけでなく四隅に至るまで、極めてシャープな像を結ぶと報告されています。前モデルでは甘さが見られた周辺部も、このZマウント版では見事に克服されているとのことです。

また、ズームレンズでありながらボケの質が非常に高いことも強調されています。非球面レンズを用いたレンズにありがちな「年輪ボケ」が巧みに抑えられており、ポートレート撮影などでも単焦点レンズに匹敵するような滑らかな背景ボケが得られると評価されています。

留意すべきいくつかのポイント一方で、完璧に見えるこのレンズにもいくつか留意すべき点があるようです。まず、広角側で見られる周辺光量の低下や、ズーム全域での歪曲収差については、ミラーレス時代の設計思想として「デジタル補正」を前提としている部分があると指摘されています。

また、レンズ自体に手ブレ補正(VR)機構が搭載されていないため、ボディ側の補正機能に依存する形となります。この点や、プロフェッショナル向けゆえの非常に高価な価格設定は、一部のユーザーにとっては導入の障壁になるかもしれないと述べられています。

レビューでは、「これまでテストした中で、間違いなく最高峰の標準ズーム」と結論付けられており非常に高い性能のレンズである様子がわかりますね。また、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIは解像性能を究極まで追求したものではなく、1型の解像性能をそのままにインナーズーム化してAF速度の向上や小型軽量化など操作性を向上させたところに意味があるようです。