メンバーズ・トーク

2026/09/10 15:35

ぴりからぽさんのステキな超短編写真絵本(生きとし生けるもの編)をリスペクトして、私も大人の写真絵本「機関車さくら」を作りました。頭の中では、子供の頃に読んだ「きかんしゃやえもん」と息子たちに見せたTVアニメ「きかんしゃトーマス」がごっちゃになっています(笑)。


俺の名前はB62418🚂。片側に2つの動輪があるので姓はB。名は昭和62年4月18日からやながわ希望の森公園(福島県伊達市)で運行を開始したので62418になった。でも機関車に一年中「さくら1号」のヘッドマークを付けているので、皆は「さくら」🌸と呼んでいる。


仕事は近くの鉄道の駅に近い山麓駅と、お花見やキャンプそして秋には芋煮会や冬のバードウォッチングが出来る丘の上の中腹駅を結ぶ遊園地の遊具扱いだ。でも小型ながら石炭を焚いて多くの人を運べる本物の蒸気機関車だぞ。さあ、山麓駅にお客さんが集まってきた。



調子はどうかなと俺の腹を調べる相棒の運転士さん。



今日も元気だ。満開の桜並木を駆け上がるぞ。



800mの区間の丘登りには17/1000‰という鉄道にとっては厳しい勾配があって、なんだ坂こんな坂とケムリを吐きながら頑張らなくてはならない。



小さい体でも、こんなにケムリが出るんだぞ。



無事に中腹駅に到着。客車を切り離して俺は転車台へ。


ふ~疲れた。桜の木の下でちょっと一休み。



さあて今度は麓の駅まで舞い戻りだ。




お客さんはケムリを吐くと喜ぶので、下り坂でもついサービスしゃう。



昔は桜の時期になると多くの人が俺の列車に乗りに来たのに、最近は公園に訪れる人も含めて減っちゃったな。



でも満足そうなお客さんの顔を見るのが俺の喜び。



麓の駅に着くとまた客車を切り離して転車台へ。



煙突が太くて大きいだろう。きかんしゃやえもんさんは怒りながら走って火の粉をまき散らし、線路わきの田んぼの麦わらが燃えだして走らせてもらえなくなったが、俺のは火の粉を煙突から出さない仕組みになっている。エヘン!!



さあてここでお昼だ。俺の飯は石炭と水。只今ホースで給水中。相棒の運転士さんたちも、長い付き合いでお互いに年取って来たなあ。



今日は残業で、夕方からの貸切撮影会があるので十分に休んでおこう。



さあて暗くなってきたので、中腹の駅でライトアップしながらの特別撮影会に出動。俺を撮影する人を撮り鉄📷と言うそうだが、今日来た人たちは係員の指示に従ってマナーが良い。



なんかモデルになった気分で恥ずかしいなあ。汗💦ならぬスチームを吐いちゃおう。



お客さん、満開の桜の下でのライトアップなんてめったに撮れませんぜ。



暗くなってきたので、これでおしまいだよ。お疲れさん。



※以上の写真は、2026年4月12日に鉄道フォトライフクリエーターの神谷武志さん主宰の特別撮影会で撮影したもので数往復の運行の中、公園の許可のもとに安全を確保したうえで普段は入れない線路脇や駅構内の立ち入りや、夕刻~夜間の運行そして大型照明機材を持ち込んでのライトアップを行っております。通常はこのように撮れませんのでご注意願います。また9月10日現在、車両の故障により運休しております。


7件のコメント (新着順)
Finder
2026/09/14 22:54

この主人公は、動物とは異なり機械の塊ですが、擬人化して「俺の名前はB62418」から始まる自己紹介から始まり、毎日の仕事について、お客様を大事にしている事、自分をカッコよく見せようとするところ、撮り鉄の人を冷静に見ている所、ちょっと休憩するところ、最後にお疲れ様という所とても愛される語りだと思います。をぴりからぼさんの写真絵本とは、違った物語の進行方法がまさにきかんしゃトーマス風ですね。とても素晴らしく、素敵な作品です。私もいつか、自分の作品でこんな夢のある物語を語ってみたいものです。^^


TOSHI
2026/09/15 09:24

お褒めの言葉ありがとうございます。
蒸気機関車というとガンコオヤジのイメージがあり、ぴりからぽさんのような優しいメルヘンは書けませんでした(笑)。また遊んでみたいと思います。

kanegon
2026/09/13 11:03

さくらが満開の中を走る”さくら1号”、どれも完璧な絵になっています。時にはTOSHIさんらしく専門用語も出てきて感心しました。”写真で語る絵本”自分も目指したいと思います。


TOSHI
2026/09/13 18:26

お褒めの言葉ありがとうございます。
大人の写真絵本というスタンスから、あえてパーミルといった専門用語を用いました。組写真に取り組んでいると、引きや寄りそして撮る角度を変えたり何気ないカットを押さえたりと撮影枚数がメチャ増えるので後が大変です(笑)。

poyaji
2026/09/11 18:54

写真絵本「機関車さくら」、素敵なお話になりましたね。
遊園地の遊具扱い? 
いやいやゆったり優雅に走ったり、力いっぱい走ったり、転車台でゆったりしたり、
いろいろな姿を見せてくれるりっぱな蒸気機関車ですよね。
そんな風に見えるのも、撮られた写真が全てが素敵だからだと思います。
楽しい、そして素敵な写真絵本を見せて下さってありがとうございました。


TOSHI
2026/09/11 22:13

お褒めの言葉ありがとうございます。
法律的には鉄道ではなく遊園地の遊具扱いですが、石炭と水で走る本格的小型蒸気機関車です。両端の駅に転車台を持ち、片道ごとに解結そして転回・連結と面倒な作業を乗務員さんはこなしており、それがまた物語になるのですよ。

makun
2026/09/11 10:32

TOSHIさん、参りました!

きかんしゃ君が生きているみたい。どの写真もこのストーリーを想定して撮られたみたいです。

具体的なイメージを持って撮影に臨むことが大切だなあと思いました。

✳︎小さな電車台がかわいいですね。(^^)


TOSHI
2026/09/11 13:43

お褒めの言葉ありがとうごさいます。いつも撮影に出かけると3~5枚の組写真で発表することを前提に撮っていますので、変化をつけられるように色々なカットを撮るようにしています。特に人を入れ込むと物語の幅が広がるような。

makun
2026/09/11 14:05

確かに、鉄道員やお客さん、地元の方々が写っていると一気に世界が広がる気がします。

鉄道が景色や地域の生活に溶け込んだような写真は、とても情緒があって大好きです。(^^)

Hiro
2026/09/11 06:39

面白いですね!!
TOSHIさんの機関車に対する愛が感じられます😍

普段では入れない場所からの貴重な写真見せていただきありがとうございました😆


TOSHI
2026/09/11 09:46

お褒めの言葉ありがとうございます。組写真を得意としているので、普段はこのような長編にはせずに頭の中で物語を作りながら3~5枚にまとめていますが、ぴりからぽさんを真似て絵本のようなポエムを書いたのは初めての経験でした。楽しいですね。


TOSHI
2026/09/11 09:38

喜んでいただいて幸いです。

きかんしゃやえもん、懐かしいですね~😆
同時に頭に浮かんだのは、いたずら機関車ちゅーちゅーです😁

機関車のTOSHIさん版吹き替え、いいですね~!
何度も読んじゃう。。。


TOSHI
2026/09/10 19:21

色々な絵本が出ているということは、電車と比較して蒸気機関車は擬人化しやすいのでしょうね。是非lub_meeの大冒険を写真絵本化してください。

わっ!TOSHIさんから宿題だぁ~😆

絵本はやったことがないので、できるかなぁ。。

でも、、幼児向けPHOTOHUBができたら、ファミリーで楽しめますね!