メンバーズ・トーク

2026/06/22 05:58

​NASA有人月ミッション「アルテミスII」の宇宙船オリオンから35mm f/2DとZ9を使って撮影した日食のJPEG画像から、東京都市大学の津村耕司准教授と、国立天文台の有松亘講師が、画像に写り込んだ背景の星々を利用して感度の校正を行って、太陽の周囲に存在するFコロナ(3種類に大別されるコロナのうちの一つで太陽系内をただよう微細な惑星間ダストに太陽光が散乱されることで生じるコロナ)を解析した結果、Fコロナは、黄道面(太陽を公転する地球の軌道面)に沿った扁平な構造をしており、太陽光を散乱させている塵の分布については、東西方向(黄道面に水平な方向)は従来の観測結果とおおむね一致した一方で、南北方向(黄道面に垂直な方向)は従来の分布モデルによる予想よりも大きく広がっていることが新たに判明しました。​