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【イベントレポート】10/19 風景サークル オンラインセミナー

風景サークル オンラインセミナー

「楽園写真旅part VIII 秋冬の風景」

10月19日(日)19時より、風景サークルのオンラインセミナーを開催しました。
「楽園写真旅part VIII 秋冬の風景」ということでこれからの季節にぴったりの作品をご紹介いただきました。

【新潟県 枝折峠】

日の出前 ほほ同じ画角で撮影
日の出後 ほぼ同じ画角で撮影

日の出前と日の出後、ほぼ同じ画角で撮影した作品をご紹介いただきました。
このスポットでは、奥にあるダム湖に溜まった雲が、日の出とともに流れ込んできます。肉眼でも雲が動いていく様子がはっきりと分かり「滝雲」と呼ばれています。
雲の変化が激しいため、スローシャッターで撮影すると同じ作品にはならないほど状況が変わるそうです。また、現地は車で目の前まで行くことができ、そこから徒歩5分ほどで絶景ポイントに到着します。ただし、日の出のタイミングに現地にいないとすぐに雲の様子が変わってしまうため、時間には十分ご注意ください。

【長野県 王ヶ頭】

ホテルの部屋の凍った窓を撮影

三好先生は、この王ヶ瀬で初めてダイヤモンドダストを見ることができたそうですが、朝食をとっている間に消えてしまったとのことです。その後、4~5日滞在されたそうですがダイヤモンドダストを見ることはできなかったそうです。
自然の風景を撮影することの難しさを改めて感じたとお話しされていました。宿泊されたホテルの食事も大変美味しく、ホテルから見える景色も良く素晴らしかったと仰っていました。

【群馬県 谷川岳】

参加者からの質問に答える形で、谷川岳で撮影した写真をもとに解説がありました。

 Q.紅葉を鮮やかに撮影する際に気をつけるポイントはあるでしょうか?
A.太陽の向きが最も重要です。また、PLフィルターの使用や露出も大切です。
この作品の場合、光の当たり方が場所によって大きく異なるため、ハーフNDフィルターを2枚、上下に配置して、中央部分の紅葉だけが明るくなるよう工夫しています。左側の紅葉はやや逆光、右側は順光なので、露出バランスに特に注意して撮影しています。
 
今回も内容盛りだくさんのセミナーとなりました。
ご紹介した内容が、ご参加いただいた皆様の秋冬の撮影地選びの参考になれば幸いです。
ご参加いただき誠にありがとうございました。 


風景サークル オンラインセミナー

ワークショップ「三好和義先生と撮る 神奈川・洒水の滝」の作品講評
日時2025年12月14日(日) 19:00 ~ 20:30

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