ほしぞらほうこうにん
2023/12/05 18:36
初冬の晴間に

紅葉と星空を狙っていたのですが、晴れ間が出ないうちに紅葉が進み鮮やかな色が終わってしまいました。今回は雲と雲の晴れ間が長かったためなんとか撮影出来ました。
もう少し早い時間帯で撮影して画面を下げたいところですが、この画角の下にはLEDの外灯があり、この燈器から漏れた光が上へと強い尾を引いて写り込むため下げる事が出来ませんでした。光が無いとシルエットになりますが、遠くの外灯等が前景を適度に照らしています。外灯なので動かすことは出来ません。こちらが動き廻って、妥協しながら撮影場所を決めることになります。雪山を照らしているのは街明かりで、里山を照らしているのは800mほど先の駐車場照明のようです。

「木枯らしの夜」f58mmF1.2 絞り2.8 露光8秒 ISO1600 (2023年12月撮影)


LED外灯の上へ漏れた光芒の影響を少なくするための再チャレンジです。何処まで画角を下げることが出来るかと試行してみました。天文薄明が終わる少し前の時間帯に撮影すると影響が少なくなるようです。但し、対象とするシリウスが未だ昇っていませんので難しい所です。背景の星座はエリダヌス座です。
初冬の風景を前景に双子座流星群に挑みました。雲の切れ目に数個撮影出来た内の一枚です。流星撮影に標準レンズを使ったのはウン十年ぶりですが、何とか写野に入りました。寒い中での流星観望の様子が伝わるでしょうか?背景の星空は「うみへび(ヒドラ)座」で一番明るい星(2等星)はアルファルド星です。
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