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【イベントレポート】5/10 ステップアップサークル オンラインセミナー

ステップアップサークル オンラインセミナー
お題「ふんわり写真を撮ってみよう!」作品講評

5月10日(土)10時より、ステップアップオンラインセミナーを開催しました。今回のオンラインセミナーの内容は、ステップアップサークル作品ページにて募集しておりました、お題「ふんわり写真を撮ってみよう!」の作品講評でした。
それではさっそく、講評の一部をご紹介したいと思います。

コーディー (Kordie)さん:日常の一コマ

私もアルバイトをして初めて買ったレンズが、このレンズなんですよ(^^)すごく懐かしいですね。今も大切に持ってます(^^) 透明感のある洗濯ばさみに光を帯びていて、まるでガラス細工のようにも見えてきます。大胆にボケ感を生かして撮影されていて、フレアやゴーストが発生しているのですが、それが発生していることによって、更にふんわりときらめきが感じられるような、素敵な作品に仕上がっているなと思います。

GAKU347さん:しゃぼん玉

これは皆さん、一度は撮ってみたいと思いますよね。本当にこんなことあるんですね~(^^)まるでコスモを見ているかのような、ふんわりかな?とも思いましたが、どちらかと言うと非常にビビットでシャープで格好いいですよね。これをシンメトリー1対1の構図に仕上げたことによって、さらに正円形が引き立つ仕上がりになっています。アスペクト比を上手く変えながら、より被写体の印象や特徴を強めるような工夫ができているところが素晴らしいなと思います。

chinacoさん:春よ、来い

初めての投稿になります,と書かれていて、その後毎日投稿されており、凄いなぁ!と思います(^^) 主役となるお花が柔らかい逆光の光に照らされて、とても美しいです。そしてこの作品、グリーン、黄色、ピンク、淡いピンクからブルーへの背景の美しいグラデーションになっていて、とても美しいです。よく見つけられましたね! とても正確に撮られているのですが、お花をクローズアップして撮影される場合は、水平や垂直を出すのも良いですが、自由にカメラを構えていいと思います。少しコーナーを意識しながら枝をもう少し出してあげると、より空間が活かせた絵になり、お花がふっと咲いている空気感も写し撮ることができるかなと思います。

ちなっちー:微熱の火

ヒクイドリのイメージと前ボケの赤色がすごくマッチしていてるなと思いました。もう少しアングルを変えて、水平の前ボケではなく斜めのラインを意識したような前ボケを取り入れてあげると、動物の動きも感じられる絵になるのではないかなと思います。
とここで、ちなっちーさんよりご質問があり、セミナーの最後に秋山先生に答えて頂きました。

ISOに関する質問です。暗いところで撮影するとき、
①ISO1600ぐらいまでに抑えて現像で調整する
②ISOを6400とか12800とかまで上げても、適正露出で撮影
どちらの方が仕上がりはキレイでしょうか?
〇秋山先生からの回答〇
ISO1600で、かなり暗めに撮影した場合、シャドウ部分のトーンやハイライト部分のトーンがトーンジャンプしてしまう可能性があります。そして、ISO6400や12800まで上げて撮影した場合、ノイズ感が目立ちやすいのはシャドウ部分です。シャドウ部分の階調にノイズ感が乗っているのが目立ちやすいという特徴があります。全体的に黒つぶれを起こしていそうな箇所が少ない状態であれば、ISO6400くらいであれば拡大して見ない限りはそこまで目立ちません。また、出力するのであれば、どんな場合でもISO3200くらいまでにしていた方が、プリントのクオリティ・解像力が上手く活かした仕上がりになるかと思います。トーンジャンプか、ノイジーか。。。私だったらISOを上げて、ちょっとノイズ感出ている方が自然な仕上がりだと思うので、ISOを上げて撮ります。12800までは上げませんよ?笑 上げても3200くらいまでかなと思っています笑

今回のお題の投稿はいつも以上にたくさんの作品が集まり、秋山先生には大変多くの作品へ講評&アドバイスを頂きました。秋山先生、ありがとうございました!!

次回のステップアップサークル作品投稿のお題は、【私のお悩み写真】となっております。
ご投稿、お待ちしております。


~次回ステップアップサークルオンラインセミナーのご案内~
日時:7月27日(土) 10:00~12:00
ワークショップ「猫カフェで動く被写体を撮影しよう!in東京・吉祥寺」の作品講評


~今後のステップアップサークルワークショップのご案内~
『はじめてのマイクロレンズ!テーブルフォトを撮影してみようin大阪』

日時:8月17日(日) 13:00~16:00
花や雨の滴などのキラキラした表現や、緻密なクローズアップ撮影に欠かせないマイクロレンズを
体験できます!身近な暮らしの中でも、撮影機会が多く取り組みやすいお花をメインに、より美しくスタイリッシュに撮影するコツを秋山華子先生から教えていただきます。当日はご自身の撮影したい小物があればお持ち込みいただいても構いません。ぜひご参加ください!

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