メンバーズ・フォト

昭和43年(1968)～45年の東京の、総武線・越中島貨物線のSLたちです。

1枚目は、箱形の車庫を持つ新小岩機関区。両国と房総半島を結ぶSL旅客列車用のC57と、貨物列車用のD51、そして両用のC58の3形式を擁していました。

2枚目は、給砂塔から空転止めの砂の補給を受けているC57。

3枚目は、転車台に乗るC57。

4枚目は、錦糸町駅のロッテシティホテルの辺りにあった踏切で入れ替えを行うC57。電車線は高架でしたが、客貨車区は現在の快速線の位置の地上にありました。

5枚目は、新小岩の貨物操車場を千葉方面に向かうD51貨物。

6枚目は総武線の新小岩駅上り線ホームを亀戸経由で越中島貨物線に向けて、逆向きで走るD51貨物。

7枚目は亀戸駅から分岐して越中島貨物線の小名木川貨物駅(現在のアリオ北砂)の脇を走るD51貨物。

8枚目は終点の越中島貨物駅から小名木川貨物駅に戻るD51貨物。越中島貨物駅はかつて晴海・豊洲の東京都港湾局専用線につながっており、船からの貨物の運搬が多かった。

9枚目は小名木川貨物駅の先の築堤上から。沿線は木場が近く、工場も多かった。

10枚目は新小岩貨物操車場から、千葉方面への発車を待つD51貨物。操車場には巨大な鉄塔の照明設備があり、夜汽車の撮影心をくすぐった。

11枚目は昭和45年3月24日　蘇我～千葉～新小岩～越中島　SL貨物最終運転。

12枚目は新小岩機関区での最後のSLへのお別れ。

13枚目は総武快速線が出来上がる前に、101系電車が中野～御茶ノ水～木更津を走っていた「快速」。