【イベントレポート】10/19 ポートレートサークル オンラインセミナー
ポートレートサークル オンラインセミナーNEW Start!はじめてのポートレートワークショップin東京・吾妻橋 |
10月19日(日)10時からポートレートサークルのオンラインセミナーを開催しました。
今回のオンラインセミナーは、9月15日(月)に開催したワークショップ「NEW Start!はじめてのポートレートワークショップin東京・吾妻橋」の作品講評です。
このワークショップは、ポートレート撮影に初めて挑戦された方やPHOTO HUBのワークショップに初めて参加された方など、さまざまな“はじめて”を応援するワークショップでした。
緊張感もほどほどに撮影を楽しんだ皆様の作品を、ぜひポートレートサークルの作品一覧からもご覧ください。
それでは、オンラインセミナーで講評された作品の一部をご紹介いたします。
【Hiroさんの作品】

Hiro: 初めてZ8を使用し、3Dトラッキングでピントが合っているか不安でした…。
佐藤先生: 後で確認するとほぼ合っているはず。カメラを信じて慣れることが大切です。
Hiro: シャッタースピードは何分の1が適切でしょうか?
佐藤先生: 被写体の動きによっては、1/160でもブレることがあるので、安全なシャッタースピードをある程度リサーチして決めておくことが大切です。雑談中や撮影前に数枚テストしてみるのもひとつです。
【ときどきさんの作品】

ときどきさん:首きりや串さしなどと言われる構図はどの程度意識すべきでしょうか?
佐藤先生:この作品を拝見して、首きりや串さしは、ソファーの背もたれや背景のラインなどがボケているし、そんなに気にならないです。それよりも被写体の表情や構図全体に集中する方が重要で、〇か×かではなく、表現したいものをどう見せるかが大切なので、それを意識したほうがよいと思います。
【T4KUMIさんの作品】

T4KUMIさん:モデルの表情・トリミング不要・光がキレイ これの3つを意識してセレクトしました。セレクト中に、腕の位置がイマイチだったことや背景との構図がイマイチだったなどの後悔がありました。
佐藤先生:私もセレクトしていて現場での後悔もありますよ。他の皆さんもそうだと思います。またセレクトはとても大事です。セレクト力を磨くため、面倒がらずに何度も撮影写真を見てください。そうして、たくさん撮影して、振り返って、修行してください(笑)
作品講評が進む中、ピクチャーコントロールで色味を調整して、仕上げられる方も多くいらっしゃいました。同じ時間・同じシチュエーションで撮影をしても、一人ひとり異なる作品の仕上がりで個性が際立った作品がたくさん投稿されました。 佐藤先生はRAWデータで撮影し、NX Studioでピクチャーコントロールを後から適用する方法は効果的。モノクロやメランコリック、ポートレートなど、様々な設定を試して自分に合った表現を見つけることが重要とお話いただき、これから挑戦し、表現の幅を広げていきたいと感じるセミナーでした。


最後に佐藤先生から『被写体がモデルの撮影会だけでなく、例えば、家族や友人など身近な人を撮ることもトライしてみてください。相手をどう撮りたいかを意識しながら撮影を続けることで上達していくでしょう。被写体とのコミュニケーションもしっかり取りながら、一緒に撮影を楽しんでください。
そして、「自分の癖を知るためにも、過去参加した撮影会や作品を見直すことも有効ですよ~。がんばってね。』とお話いただき、セレクトの大切さと共に、毎回オンライン講評のあとに改めて作品を見直し、再度投稿してほしいとお話いただきました。
佐藤先生、最後までありがとうございました!そしてご参加いただいた皆様、これからもポートレートサークルをよろしくお願いいたします。次回のオンラインセミナーもお楽しみに!!