
【イベントレポート】3/14 機材サークル オンラインセミナー
機材サークル オンラインセミナー「スピードライトを使おう! 風景/スナップで使える日中シンクロを極める」 |
3月14日(金)20時より機材オンラインセミナーを開催いたしました。今回は前回2024年2月11日(日)に行われた「スピードライトを使おう」の第2弾です。久しぶりのスピードライト回ですが、実は持ってはいるけど使いこなせていない方や最近は使用機会が減少した方などスピードライトを有効活用できないものかと悩んでいる方は多いと思います。今回のオンラインセミナーでは、そんな皆様に向けて上田先生に基礎から応用までをご教授いただきました。
前回の記事も合わせてご確認ください。
【イベントレポート】2/11機材サークル オンラインセミナー
https://photohub.nij.nikon.com/announcements/w9rs0qd6qup0xy8n
前回の記事と重なる部分がございますが、
【スピードライト 基礎】

「スピードライトもストロボも基本一緒なんですが、光の質という所に注目していただきたいです。やはり、太陽に近い演色性という所と閃光速度で被写体を止めることができるという所がキーワードです。それと日中シンクロですね。僕は日中シンクロが出来れば何でも出来るんじゃないかと思っていますので、ライティングというよりは、日中シンクロに注目しながらやっていこうかなと思います。皆さん経験があるかなと思うんですけど、料理とか撮りますか?私も良く撮るんですが、毎回この写真を見ても色の出方が違うんですね。それが一体なんでかと言うと、それはお店の光源ですね。良い光源かどうかを見極める方法を簡単にご紹介いたします。自分の手のひらが綺麗に見えたらそこそこ良い光源だと思ってください。悪い光源だとくすんで見えたり、体調が悪そうな色になってしまうので分かると思います。肌色が綺麗に出るなと思う所は、だいたい美味しそうに料理って撮れるんですね。ただですね、このスピードライトって定常光ではなくて、瞬間光というものなので、この自分に当たっている光が綺麗かどうかってなかなか難しいと思いますね。スピードライトやストロボの光は基本的に色を出すことに非常に長けている光源だと思ってください。なので、スピードライトの光が当たった被写体はしっかりと全ての色が出るという所がポイントになるということが、基礎的なスピードライトの考え方になります。」

【TTL or Mモード設定方法】
設定→静止画撮影メニュー→フラッシュ発光→発光モード→TTL or Mモード
※機種により項目が異なる場合がございます。
【TTLの場合】
露出補正と同じような機能がフラッシュ調光補正に当たる。露出補正を使っても背景の明るさも変わってしまうのでここでは「フラッシュ調光補正」を使うと覚えてください。
なので、スピードライトの明るさを変える場合は調光補正だと覚えてください。


【Mマニュアル発光の場合】
マニュアル発光量を変更させることでスピードライトの明るさを変える。
設定→静止画撮影メニュー→フラッシュ発光→マニュアル発光量
※機種により項目が異なる場合がございます。
ここで大切なのは、基準を作りそこから調整をかけることです。上田先生は上記の設定から徐々に撮影環境によって変更されているそうです。

基本的には調光補正量とシャッタースピードを変える。

スピードライトの発光量は一定で、シャッタースピードを速くすると背景が暗くなる。
【スピードライト 活用方法】


同じシャッタースピードやf値でもスピードライト有りだと被写体を止めることが出来ます。作品の表現方法として覚えておくといつもとは違う作品になりそうですね。スピードライトには、明るくする以外にも多くのメリットがあります。スピードライトを上手に活用したいですね。
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投稿を表示セミナーで、マニュアル発光の目安を示していただいたのは良かったですね。