みなさん、こんにちは。
ニッコールクラブ アドバイザーの小林紀晴です。
先日、故郷、長野県諏訪へ帰省しました。着いたのは日曜の夜遅く。例年より早く桜が咲いていました。それに誘われるように、しばらく駅前(茅野駅)を歩いてみました。

幼い頃から利用していた駅。特に中学生のときには毎日使っていました。
18歳で上京するとき、いまは亡き父が軽トラで送ってくれました。
さまざまな感情が湧き上がります。

駅前は当時とは大きく変わりました。記憶のなかの建物はほとんど残っていません。映画館「新星劇場」だけはそのまま。中学生の頃、ここで観た映画は「AKIRA」。
「E.T.」と「スターウォーズ」は残念ながら諏訪まで来ませんでした(都会の松本まで行かないと観られなかった。だからいまだに両方とも観たことがない)。
映画館脇の踏切から、新宿行きのあずさ号をぼんやり見ていた10代の頃。

自分を写真家にしてくれたのは、この地で生まれ育ったことが大きいと信じています。
かつて写真家・荒木経惟さんが、妻の「陽子が自分を写真家にしてくれた」という意味のことを書いていますが、なぞらえれば「諏訪が自分を写真家にしてくれた」と思っています。
多くは被写体のことです。八ヶ岳、御柱祭、縄文・・・それらを多く撮ってきました。

翌朝、また駅前を歩きました。当然ながら、まったく印象は違いました。
スッキリとした晴れ。まだ肌寒い。

中学生の頃の通学路。橋の上から八ヶ岳連峰。ここからの眺めがずっと好きです。
鼻から大きく息を吸ってみました。
