【イベントレポート】1/15 機材サークル オンラインセミナー
機材サークル オンラインセミナー『動画の撮り方 基礎編』 |
1月15日(木)20時より、機材サークルのオンラインセミナーを開催しました。
今回のテーマは「動画の撮り方 基礎編」です。
動画撮影に関する基礎の部分を上田先生に解説していただきました。
【動画モード設定について】

まずは、動画撮影時のモード設定についての説明がありました。動画の場合、明るさが変わると見づらくなってしまうため、基本的には「露出を固定」して撮影します。そのため、多くの場合はM(マニュアル)モードで撮影するのが一般的です。室内から屋外に移動するなど、明るさが大きく変わる場面ではオートを使うこともありますが、基本はMモードが中心となります。
【動画サイズについて】

静止画と同じように、動画も大きなサイズで撮影すると編集時に便利です。例えば、4Kで撮影した動画をFHDサイズまで拡大しても、画質が劣化しにくく、自由にズーム表現ができます。
(※FHDサイズとは、「フルHD」「フルハイビジョン」の略称。1920×1080ピクセルの画面解像度です。)
【4K】ベネチアのワンシーン![]()
|
このように、高解像度で撮影しておくと、静止画でいう「トリミング」に近い編集が可能です。また、4KからFHDへゆっくりズームしていくなどの表現も、画質を保ちながら行なえます。
ただし、動画サイズを上げるほど記録メディアの容量を大きく消費します。撮影環境や目的に合わせて動画サイズを選ぶことが大切です。
【シャッタースピードについて】

静止画では、シャッタースピードは表現のために自由に調整できますが、動画ではある程度の基準があります。一般的には「フレームレート × 2分の1秒」が基本のシャッタースピードとされています。(例)30fps → シャッタースピード1/60秒
状況によって変えることもありますが、まずはこの基準を押さえておいてください。
【フィルターについて】

30fpsで撮影し、シャッタースピードを1/60に設定すると、日中は光が多すぎてしまう場合があります。その際は、光量を抑えるためにNDフィルターを使います。特に便利なのは「可変ND(バリアブルND)」です。固定NDの場合は、ND8やND16を1枚持っておくと役立ちます。ただし、可変NDには注意が必要です。可変NDはPLフィルターが2枚重なってできており、角度を変えることで光の量を調整します。そのため、例えば海の撮影では、回すたびに反射が消えたり出たりし、映像の中で反射が一定しない問題が起きてしまいます。とても便利な道具ですが、反射の変化には気をつける必要があります。
【オートフォーカスについて】

動画のAFには、静止画にはほとんど無い「AF-F(フルタイムAF)」があります。
フルタイムAFは、シャッターボタンを半押ししなくても、画面内でコントラストが高い部分や被写体検出によって、カメラが自動でピントを合わせ続けてくれます。動画撮影の場合は、基本的にこのフォーカスモードを使用します。

ただし、フルタイムAF使用時は「画面タッチをしないこと」が大切です。タッチするとAF-Sに切り替わり、静止画用の素早いAFが働いてしまいます。すると動画のピントが急にカチッと合ってしまい、ゆっくりと自然に合焦する映像が途切れてしまいます。フルタイムAFを使用される際は注意してください。
今回も動画編のオンラインセミナーでしたが、普段は主に静止画を撮影されている方にとっては、馴染みのない内容も多かったかと思います。自身の表現の幅を広げるためにもぜひチャレンジしてみてください。
「PHOTO HUB by nikkor club」に登録しよう!
ニッコールクラブ会員ならどなたでも無料でご利用いただけます。
(イベントは別途参加費がかかることがあります)
機材サークル今後のスケジュール
💻【オンラインセミナー】💻
『見どころ満載!CP+2026 魅力ガイド』
日時:2026年2月20日(金)20:00 ~ 21:30

📷ワークショップ📷
『Zマウントレンズキャラバンin福島・大内宿』
日程:2026年3月15日(日)11:00 ~ 14:30


