会場 ニコンプラザ東京 THE GALLERY
会期 2026年9月29日(火)~2026年10月12日(月) 日曜休館
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
千葉支部が5年ごとに開催している写真展。今回のテーマは「千葉のイチ推し」です。数年前から準備を進めてきた今回の展示には、2026年7月14日に亡くなられた小川支部長への追悼の思いも込められています。写真展の見どころや、支部員の皆さんが作品に託した思いを伺いました。

今回の写真展のテーマについて教えてください。 |
テーマは「千葉のイチ推し」です。千葉には、風景や文化、人々の暮らしなど、写真で伝えたい魅力がたくさんあります。支部員それぞれが見つけた千葉の姿を、写真を通して紹介したいと考えました。
写真展に向けて、どのように準備を進めてこられたのでしょうか。 |
数年前から、小川支部長を中心に準備を進めてきました。支部員がそれぞれ数十点の写真を提出し、主に小川支部長が展示作品を選びました。自分が予想していた写真とは違う作品が選ばれ、「こういう写真が選ばれるんだ」と驚くこともありました。
作品を並べて皆で見ながら、意見を交わす機会もありました。そうした時間を重ねて、今回の展示が形になっています。

今回は、小川支部長を追悼する写真展でもあるのですね。 |
はい。長年にわたり準備を進めてくださった小川支部長が、今年7月14日に亡くなられました。今回の作品選びや展示の並び順には、小川支部長の考えが反映されています。写真の大きさも、すでに小川支部長が発注されていたA3サイズで揃えました。
並び順を変えることも考えましたが、最終的には小川支部長が考えた通りに展示することが1番良いと判断しました。私たちにとって、今回は小川支部長への感謝と追悼の思いを込めた写真展でもあります。

複数の支部員がひとつのテーマで展示する面白さは、どこにありますか。 |
同じ「千葉のイチ推し」というテーマでも、何に目を向けるかは人によって違います。さまざまな視点で撮られた写真が集まりながら、展示全体としてひとつのまとまりが生まれる。そこがグループ展ならではの面白さだと思います。
私自身、クジラの解体を捉えた作品は非常に強烈で、印象に残りました。

作品をまとめるうえで、大切にしたことは何でしょうか。 |
千葉ならではの地域性を感じられることを大切にしました。作品は地域ごとにまとまっているので、写真同士のつながりも感じていただけると思います。落花生や九十九里沿岸で遊ぶ子どもたちなど、それぞれの土地の特色に目を向けていただきたいです。

プリントの仕上がりについて、工夫したことはありますか。 |
プリントは富士フイルムに依頼しました。仕上がりを確認し、数点については修正をお願いしました。展示の構成は小川支部長の意向を尊重し、その思いが伝わる形を大切にしています。

普段の支部活動は、今回の作品作りにどのようにつながっていますか。 |
支部の例会があると、「作品を出したいから撮影に行こう」という気持ちになります。支部活動そのものが、写真を撮り続ける動機になっていると思います。今回の写真展に向けては、ニッコールクラブのアドバイザーである佐藤倫子先生と秋山華子先生からもアドバイスをいただきました。

ご来場の皆さんには、どのように楽しんでいただきたいですか。 |
写真をご覧になって、「千葉にはこんな風景や営みもあるんだ」と、新しい発見をしていただけたらうれしいです。展示されている写真のほかにも、千葉にはまだたくさんの魅力があります。地域ごとの違いを楽しみながら、ご自身の「千葉のイチ推し」も見つけていただければと思います。

最後に、千葉支部のこれからについてお聞かせください。 |
次の写真展も、また5年後に開催できればと思っています。これからは新しい支部長の青砥さんのもと、支部員が力を合わせて、新たなテーマに挑戦していきたいです。