5月8日（木）20時に4月19日(土)に開催された機材ワークショップ「Zマウントレンズキャラバン in 横浜」の作品講評が行われました。今回も多くの皆様にご参加いただき、当日撮影された作品をご投稿いただきました。誠にありがとうございます！

lab_mee(Osamu NOGUCHI)さんの作品はこちら

こちらのお花の作品から望遠レンズを使い方について解説いただきました。

「望遠レンズを使用すると、圧縮効果により対象物が密集しているように見え、花壇の一部を撮影してもお花畑のように見せることができます。また、背景をぼかすことで、シャープな輪郭をぼやかし、背景が賑やかで量が多く見える効果が得られます。このような撮影をする際には、望遠で離れた位置から撮影し、明るいF値のレンズを使用すると良い結果が得られます。この作品が良い例ですよね」と望遠レンズの扱い方として素晴らしいと絶賛されていました。

Kojikojiさんの作品はこちら

「グラファイトベースで撮影。格好良いですね。このモノトーンの中に少し色を感じられるっていう所が面白いですね。この20㎜と言う画角は、角度を付けると遠近が凄く出ますが、真っ直ぐ撮ると意外と安定するという特徴があります。なので、人間の目で見るとパースってそんなにつかないんですけど、上手くパース感もそんなに強調されてなく良いです。さらにこの遠近感を強調するのであれば、カメラを下に振ったりすると、より歪みが大きくなるのでこのレンズらしい表現が出来ます。」と作品のディティールや広角レンズの扱い方にも触れられていました。

Y.Enomotoさんの作品はこちら→第1部、第2部
今回も貸し出しいたしました
NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctについて作品を踏まえつつ解説いただきました。

「世界が違うと思ったらNoct の立体感ですね。なんでこの様な不思議な絵になるかというと、58mmの画角なのに、Plenaぐらいのボケ感が得られてしまうという所なんですよね。もう非現実的なこのボケ感ですよね。この分離の仕方って言うのがやはりこのレンズ特有の世界観だなと思います。」

「大きく背景がボケてる訳ではないのに、浮き出ていますよね。これは不思議ですね。大きくボケてれば際立ちますけど、この世界でも、グッと二人が浮き出るって言うのが、これミラクルです。ちょっと低彩度にしているのも格好良いですね」とその圧倒的なボケ感や解像度に驚かれていました。
おかげさまで、今回のオンラインセミナーも多くの皆様にご参加いただき、盛況のうちに終了することができました。次回の機材サークルも、どうぞよろしくお願いいたします！！

6/5 機材オンラインセミナー
梅雨に役立つ撮影テクニック＆機材のケア
日時　2025年6月5日(木)　20:00 ～ 21:30
https://photohub.nij.nikon.com/announcements/t3ey97dgvmynyjs1