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永遠丸
2026/01/22 18:35

風刻(ふうこく)

吹きすさぶ寒風が、果実から水分と甘えを奪い去り、この荒々しい造形を彫り出していました。 レンズ越しに対峙したその表面は、もはや果皮というよりは、風雪に耐えた古木の樹皮や、修行者の皮膚を思わせます。 季節の最果てに独り残された姿を、生命の厳粛な肖像画として捉えました。

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