
【イベントレポート】4/26 ステップアップサークル オンラインセミナー
ステップアップサークル オンラインセミナー |
4月26日(土)10時より、ステップアップサークルのオンラインセミナーを開催しました。
今回の内容は、先に開催されましたワークショップ、「春を見つけようin東向島」の作品講評でした。ご参加いただいた皆さま、どのような“春”を見つけられ、作品を投稿されたのでしょうか?
東向島でのワークショップの様子はこちらのイベントレポートをご覧ください。
それではさっそく、講評の一部をご紹介したいと思います。
【Hiroさん】

「前ボケを上手く入れつつも、対角でお花を取り入れて撮影をされていますね。
左側のスペースが空いていることによって、何か静けさ、落ち着きのある印象の絵作りになっています。器の全体像を画面の中に入れ込むのではなく、器は欠けさせつつも、お花は画面内に入れてあげる。これはお料理写真と一緒ですね。器が主役じゃなく、お花が主役であるということが感じ取れるような切り口になっている。だからこそ、この淡い紫色の花の美しさが引き立っていると思います。お見事です!」

「私は街中で鳩を撮るのが大好きなのですが、こんなシーンがあったんだと少し悔しいですね笑 ちょうど鳩が桜を口にくわえて持っているシーンですね。コメントにほぼほぼ被写体ブレでしたとありましたが、こちらのお写真はちょうど目にカチっとピントが合っている、斜めから光が当たっているので、ハトさんが立体感をおびている。胸元の羽も綺麗に光輝いていて春の生命力が感じ取れる、そんな作品ですね。撮るのがなかなか難しかったと思いますが、もう少し低い位置から撮影してみると鳩のシルエットがより綺麗に出たかな、と思います。が、鳩は動きますから、とにかくシャッターを切るっていうのは大切だなと思います。いい瞬間を撮られましたね!」
【Y.Enomotoさん】

「魚眼レンズを持ってこられていたのですね。広角レンズを使用する場合には、どうしても写る範囲が広くなりますので、雑然とした絵になってしまう。だからこそ、何で構成してどこから撮影するのかが、とても重要になってきます。お見事! お見事ですね!!
主役であるお花を一番大きな範囲で取り入れ、脇役である社は少し小さめに画面内に配されている。3分割構図をバランスよく意識しながら切り取られたことにより、魚眼レンズで広い範囲を切り取られているけれどもまとまりのある、バランスの良い切り口になっています。3分割構図はライン上に何かを置く、ではなく、視線を向かわせたい箇所にその被写体のポイントとなる箇所が重なり合っていることによってバランスよく見せるというのが3分割構図。これはもう、上級者の3分割構図ですね。素晴らしいです!」
セミナー後半では、秋山先生が撮影された作品を皆さまにご覧いただきました。

「この桜のお写真ですが、ビクチャーコントロールの設定をリッチトーンポートレートにし、彩度をやや上げて、淡い色合いのお花の色が出るように設定しています。柔らかいお花なのでコントラストは付けていませんが、中間調の明るさを調整するピクチャーコントロール内の明るさ設定は、+1.5とフルで明るくし、アクティブD-ライティングを強く効かせることによって。中間部分のお花のトーンを綺麗に仕上げています。」

「これはユキヤナギというお花ですね。主役となるお花の背景がグリーンになるように、覗き込むような感じで撮影しました。前ボケを発生させて、絞りの数値は解放ではなくf3.2で撮り、ユキヤナギの小さなお花の輪郭を出しました。また、撮影後の現像で、お花のしべの1本1本を強調して存在感を引き立たせたかったので、ミドルレンジシャープを少し効かせています。」
秋山先生、ありがとうございました!!
秋山先生のその他の作品、また、ご参加いただいた皆さまの作品は、ステップアップサークルの作品ページにてご覧いただけます。作品ページをご覧いただくにはサークルのご登録が必要となりますので、マイページよりご登録をお願いします。
今回のオンラインセミナーも、たくさんの方にご視聴いただき、誠にありがとうございました!! また次回のイベントを楽しみにお待ちください(*^-^*)
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示秋山さん、みなさん
こん〇〇は。
当日、セミナーありがとうございました。
講評セミナーのレポート公開もありがとうございます。
秋山さんからの嬉しいコメント、文字になると気恥ずかしいですね。※“上級者の3分割”細かくバランス見て撮りました( ◜ᴗ◝)
ありがとうございました。
またみなさんとご一緒する日を楽しみにしています。
Y.Enomoto