
ニッコールクラブ会員展 中井勝「こだわりの麺づくり集団」インタビュー
会場:ニコンプラザ大阪 THE GALLERY
会期:2025年4月17日(木)~2025年4月30日(水) 日曜休館
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
ニッコールクラブ岡山支部所属 支部長として熱心に活動をしている中井 勝さん。
個展のインタビューをさせていただきました。
写真展開催のきっかけについて教えてください。 |
岡山支部の先輩方が、ニコンのギャラリーで写真展を開催されていたので、自分もいつかは、と目標にしてきました。そして今回合格をいただき、念願叶っての開催となりました。
今回、作品制作をするうえで苦労されたことを教えてください。 |
2回目の審査でようやく合格した、ということです。その前に「限界集落」をテーマに作品制作をしていました。しかしなかなか評価を得られず、その間にも集落の過疎化がすすみ、制作を一度断念しました。
その後テーマを「そうめん作り」に変更しました。ニッコールクラブ シニア・アドバイザーのハナブサ・リュウ先生に3回ほど作品を見ていただきブラッシュアップを行い、2回目の審査で合格に至りました。
そのなかで、私は身長が高いので、高い目線ばかりではなく、低い位置から撮影するのも良いとアドバイスをいただきました。
作品はどのくらいの期間で制作されたのですか? |
撮影を始めたのは2023年の2月です。1年ほどかけて14~15回現地に通いました。
現場は岡山県浅口市小坂という地域にある会社です。
朝2時から製造作業が始まるので、その時間に合わせて現地入りし、従業員と交流しながら撮影をすすめました。信頼関係を築くために年末に行われる餅つきにも参加し、そこでは従業員間の人間関係も写真に収めました。
撮影は一人で赴いていたのですか? |
1人で通っていました。会社は岡山の自宅から1時間15分の場所にあります。自然豊かで、夏には蛍が舞う川があり、昔は水車小屋もあったような場所です。
作品制作でこだわった点を教えてください。 |
仕事の手を止めさせないことを意識しました。いわゆる「ポーズ写真」ではなく、作業している中で生まれた、自然な表情や動作を切り取ることにこだわりました。
合格通知を受けた時の気持ちをお聞かせください。 |
大変喜ばしく、真っ先にクラブの先輩に報告をしました。大阪のギャラリーで個展を開いたことのある方で、そこで使用されたマットを置かせていただきました。
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ご家族や友人、撮影先の反応はいかがでしたか? |
息子が会社の仲間にも告知してくれました。また、昔大阪で仕事をしていた時の仲間と再会するきっかけにもなり、喜びと感謝でいっぱいです。
撮影先に関しては、社長に作品を1枚プレゼントしたところ、非常に喜んでくださいました。
浅口市、観光協会のHPでも、当写真展の紹介をしてくださいました。
今後の目標をお聞かせください。 |
岡山県の伝統工芸に携わる人たちの「日常」を切り取り、作品づくりをしたいと考えています。例えば備前焼の職人さんの作業風景だけでなく、彼らの暮らしや人とのかかわりなど、「生きざま」に密着し写真を収めていきたいです。
最後に、写真展を目指す方へのメッセージをお願いします。 |
コロナ禍の影響もあり、人物撮影をするのが困難になった時期もありました。ただ、「記録写真」でもよいので、人の生きざまを写すことには大きな意味があると思っています。人生を写す、そういった写真展を目指してほしいですね。
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投稿を表示会員展の開催おめでとうございます‼️
いろいろなご準備で大変な部分もあったかと思いますが、古くからのご友人や身近なかたに囲まれ楽しい時間を過ごされたようで、私も自分のことのようにうれしく思いました😊
最後の写真展を目指す方に向けたメッセージにある ”人の生きざまを写すこと”
考えさせられる言葉で、なんだかジーンとしました🥲
撮影を続けることの意味に通じているような気がしています。
ぜひまたどこかでお会いできるのを楽しみにしています😄✨
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投稿を表示ご説明して頂きありがとうございました。
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投稿を表示この写真展がすでに終わってしまってるので、始まる前にphotohubにご紹介いただきたかったです。