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三好先生の撮影日記<Vol.26>群馬県 谷川岳

やっと秋らしくなり、ホッとしています。
秋の撮影といえば紅葉。定番すぎるほど定番ですが、外せない。
とはいっても、どこか変わった場所には行ってみたい。そんな思いで昨年撮影したのが、群馬県の谷川岳です。

群馬県と新潟県をまたぐ谷川岳。撮影した一ノ倉沢は標高1974m。下から見上げると想像以上に大きく、その迫力に圧倒されます。
撮影したのは昨年の11月。山には紅葉が残っているこの時期、運が良ければ山に初雪が降ります。
そんなタイミングを狙って群馬のみなかみ町へ行きました。

Z8 + NIKKOR Z 24-120 f/4 S

ご覧いただいているような大パノラマ。あまりの迫力に声も出ませんでした。
紅葉はやや終わりかけの時期だったのですが、朝日が当たると黄金に輝きます。

Z8 + NIKKOR Z 24-120 f/4 S

この時は、PLフィルターは使わずに撮影。逆にフィルターを多用したのは、2枚目の写真です。
こちらはハーフフィルターを上下に重ね合わせて撮影しています。中央部分だけを明るくし、上下を暗くしてドラマチックな効果を狙いました。

Z8 + NIKKOR Z 24-120 f/4 S

3枚目はストレートに紅葉の美しさを表現しました。
望遠レンズで撮影することで、枝と枝が密集しているように見える効果を狙ってみました。
あえて空を入れずに、枝の間の紅葉の赤を強調しました。
紅葉の撮影は楽しいですが、桜と同じでタイミングが難しい。期待して行くと、少し早かったり、遅かったり。
でも、そんな幸運や不運も風景写真の楽しみでもあります。
さて、今年はどこへ行こうか。おすすめがあれば、ぜひ教えてくださいね。

山の迫力、そして黄金色に染まる木々がとても印象的で、自然の美しさや季節の移ろいが感じられる壮大さに心を奪われました🥰皆さまのおすすめの秋の絶景、ぜひ教えてください!
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1 件の返信 (新着順)

迫力が最高、紅葉も