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「異世界旅」 ベトナム編

今回、生まれて初めてベトナムを訪れました。

6月は雨季のシーズンということもあり、ハノイ空港に到着してからというもの、連日の暑さに圧倒されながら撮影をスタートしました。

前半に訪れた線香の製造現場は、汗だくになるほどの過酷な暑さでしたが、そうした環境だからこそ現場の空気感が写真にも乗りやすいと感じました。

線香を乾燥させている元気なおばさま
線香を手作業で製作している風景

Tho Ha Village(トーハ村)でライスペーパーの製造所を撮影では夜のスコールも収まり、雨が上がってくれたのが何よりでした。この街へは、渡し船に乗って向かいます。

ここまでは、平地だったので、毎日が猛暑で日焼けをしてしましました。

ライスペーターを作る職人さんです。
日本で言うお醤油を作っている風景
魚を取る網を作っている工房です

後半は、山岳民族のタオ族の生活に沿って撮影をしました。

簡単にタオ族を紹介しますと、タオ族は、もともと中国南部を起源とする少数民族で、支配や税、労働などの負担を避けるため南下し、現在はベトナムやラオス、タイの山岳地帯で暮らしています。

平地での生活が難しかったことから、山の中腹や山頂に集落を築き、厳しい自然環境の中で畑を耕しながら暮らしてきました。

近代に入ると、ベトナム戦争の影響を受け、若者が戦場へ送られたり、村が空襲や枯葉剤によって大きな被害を受けるなど、苦難の時代を経験しています。ラオスに暮らしていた人々の中には、戦後、難民として世界各地へ移り住んだ方々もいます。

このような歴史を乗り越えながら、タオ族は独自の文化と暮らしを守り続けている民族です。

可愛いおねえさんが茶摘みしております
竹林に住むタオ族のおねえさん
とうもろこしを干している部屋で民族服を作っていました

ここからは、「タオ族(Dao族)」が暮らす棚田の撮影です。

車で行けるのは山の麓まで。そこから棚田までは、現地のバイクの後ろに乗り、約30分かけて移動しました。棚田は山の中に点在しており、道は毎回ぬかるんだ悪路。すぐ横は崖になっている場所も多く、下を見るだけで足がすくむような状況でした。ふとバイクのスピードメーターを見ると、壊れていてまったく動いていません。正直なところ、「ここで落ちたら命はない」と思いながら、現地ドライバーに自分の命を預けて撮影地へ向かいました。

棚田で水牛、あいにくの曇りで夕焼けは撮れませんでした
魚を取っている地元の漁師さん
畑を点検するタオ族の女性
可愛いタオ族の女性を発見、声を掛けて撮らせていただきました

撮影機材

Z 8 + NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR
Z 6Ⅲ + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S


最後に今回の旅のエピソードですが、撮影枚数は1万6千枚。しかし、設定ミスで最初の半分はJPEGのみの撮影でした(涙) 

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5 件の返信 (新着順)
シュン
2026/07/02 17:43

かどちゃんさん、こんにちは、ベトナムいいですね。海外旅行はハワイ以外あまり行ったことがないので、憧れです。東南アジアはほとんど行ったこと無いですが、観光写真でないベトナム旅行写真、良いですね。皆さんいい顔で撮られてますね。素晴らしいです。


レポートをご覧いただき、ありがとうございました。
ハワイは本当に素敵な場所ですね。私も4年前に息子の結婚式で訪れましたが、とても良い思い出になっています。
東南アジア、特に発展途上国では、街並みや人々の暮らしなど、何を撮っても絵になる魅力があります。ハワイよりも比較的リーズナブルに渡航できる場所も多いため、撮影旅行にもおすすめです。
ぜひ、これからも素敵な写真ライフをお楽しみください。

denshakamera2
2026/07/01 16:55

かどちゃんこんにちは。(変ですが普通ですね。)
今回もNIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VRですか。
とても、とても参考になりました。
ありがとうございます。


写真をご覧いただき、ありがとうございます。
NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VRは、描写力ではS-Lineには及びませんが、海外撮影では荷物をできるだけ軽くしたい場面が多いため、とても重宝しております。
やや暗めのレンズではありますが、昼間の撮影であれば十分に楽しめますし、寄って撮影できる点も魅力です。私のお気に入りのレンズの一つです。
ぜひ、これからも写真ライフをお楽しみください。

Moby Takahashi
2026/07/01 16:03

すご〜く素敵なベトナムですね。観光地ではなく、ベトナムの人と生活がしっかり捉えられています(もう、ニコンプラザで写真展が出来そうかも❣️)


写真をお褒めいただき、ありがとうございます。
写真展、良いですね。ニコンのお仕事から離れた際には、ぜひ応募してみたいと思います。
東南アジア圏には、非常に魅力的な被写体が数多くありますので、機会がございましたら、ぜひ撮影に行かれることをおすすめいたします。
これからも写真ライフを楽しんでまいりましょう。

どんぐり
2026/07/01 14:44

流石にいい所にいかれましたね。私は、依然ニッコールクラブの撮影会が有った、ベトナム北部
のサパ等、少数民族の村を訪ねて14年ほど経ちますが、カドさんの写真で、様々な文化や、生活を見せて頂いてベトナムも、やはり進化しているように感じられました。ベトナムは、ホイアンのランタン
祭りも良かったですよ。バングラデシュの写真は、見逃しています。もし見る事が出来るなら、見る方法を教えてください。





どんぐりさん
ニッコールクラブ撮影会でベトナムへ行かれたとのこと、ありがとうございます。
過去のベトナムについては私は存じ上げませんが、14年という歳月の中で、現地の様子も大きく変わっていることと存じます。
また、バングラデシュの写真につきましては、現在もご覧いただくことが可能でございます。
ご覧いただく際は、
「事務局より」→「お知らせ」→ 一番下までスクロールしていただき、2ページ目を選択してください。 1月26日投稿の「異世界旅」が、バングラデシュ編の写真でございます。
お時間のある際にご覧いただけますと幸いです。

2026/07/01 14:08

今回も素晴らしい写真をたくさん撮られましたね! 私もベトナムへは行きましたが、観光旅行なので、現地の人々の生活をしっかりとることは出来ませんでした。棚田の水牛の写真、素晴らしいですね!


桜さん
写真をご覧いただき、ありがとうございます。
今回も現地の写真家の方のご縁を頼りに、撮影へ行かせていただきました。
棚田の撮影では、バイクの後ろに乗って移動したのですが、「本当に大丈夫だろうか」と不安になるような道のりで、なかなか貴重な体験でした。
水牛の撮影も、晴れて夕日が出てくれれば最高だったのですが、あいにく曇り空で、最後には小雨も降ってきてしまい、夕焼けに光る棚田を撮ることはできませんでした。
それでも、現地でしか出会えない風景や空気感を感じながら撮影できたことは、とても良い経験になりました。
桜さんにも、ぜひ写真を楽しんでいただけましたら幸いです。