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【イベントレポート】5/23 ポートレートサークル オンラインセミナー

ポートレートサークル オンラインセミナー

「スタジオ撮影ワークショップin東京・吾妻橋」の作品講評

4月27日(日)に開催されたスタジオ撮影ワークショップin東京・吾妻橋の作品を、

担当アドバイザー佐藤倫子先生が講評を行うオンラインセミナーを5月23日(金)に開催しました。
ワークショップを開催したスタジオは4階までの各階ごとでそのシチュエーションが変わる構成でできており、こだわりの家具が配置されたスペースやお洒落な小物が数多くあり、バリエーション豊かに撮影ができるスタジオでした。そのため、空間を考慮してレンズ選びに気を付けてほしいと佐藤先生はおっしゃっていました。参加された方は焦点距離選びや立ち位置など、気を配りながらの撮影会でした。

作品講評が始まって早々に、佐藤先生は今回のワークショップを振り返り、今までは二の腕が太く目立ちやすいノースリーブの衣装を避けていましたが、今回は挑戦してみたとのこと。ノースリーブ衣装の撮影は顔の近くに肩や二の腕が入ることでレンズの効果から太く、大きく見える場合が多く、だからこそ注意が必要で、撮影のハードルも高い。その為、ワークショップでは避けてきた衣装ですがPHOTO HUBのワークショップでは少人数で皆さん緊張感もあまりなく、構図や見え方を伝えるにも余裕がある環境だと思い、今回挑戦されたとのことでした。

とはいえ、作品講評の中ではその二の腕について感じることが多くあったようで、NX Studioを使い、気になった作品をピックアップし、見比べながら講評していただきました。

美の価値観は人それぞれだということを前置きされた上で、同じ衣装でも使用しているレンズやモデルとの距離、立ち位置が異なる見え方を比べて話していただき、とても分かりやすく実践的な内容でした。

一例ですが、お顔と二の腕の面積の差によって、腕のほうより、顔の表情に視線がゆくため見え方が変わってくるとのお話でした。

ピックアップされた作品では、モデルの表情やライブ感ある作品でとても印象強い作品になっていると講評。だだ、手前の二の腕が大きく強調されてしまい、もったいなく感じたとのこと。また別の作品では、振り向いた姿勢を撮影された作品で、腕の大部分が写っているが顔とさほど面積が変わらないので、顔の表情に視線が行きバランスのいい作品になっているとのことでした。

ライブ感がある作品で印象強い作品になっていると講評
顔の表情に視線が行きバランスのよい作品と講評

 敏感になりすぎるのも良くないがノースリーブ衣装の場合は、より気を付けて撮影してほしいとお話していただきました。モデルも腕が太いなと感じる作品はあまり好まれないため、余裕のない撮影時間ではありますが、次回のワークショップではそういった部分に目を配り撮影に臨みたいですね。

 最後にチャット参加の方から、リクエストもあり佐藤先生に大賞を決めていただき、盛り上がりました!

ノプクルさんの作品 美しく表現された作品として佐藤先生がピックアップしました。

7月は大阪の寿楽温泉でワークショップを予定しています。すでに定員に達しております。毎度ありがとうございます。今後もポートレートサークルでは、たくさんの方にポートレート撮影を楽しんでいただけるよう、いろいろな撮影地やニッコールクラブだからこそ撮影ができるシチュエーションなどを検討し、企画してまいります!

ぜひ撮影にピッタリな場所があるよー!とか、ぜひ地元にも来てほしい~!など情報や要望があればできる限り実現できるよう努力するので、教えてください!!

よろしくお願いいたします!


~次回オンラインセミナーのご案内~
ワークショップ「ポートレート貸切撮影ワークショップin大阪・寿楽温泉」の作品講評

日時 2025年8月31日(日) 10:00 ~ 12:00

 

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1 件の返信 (新着順)
ノプクル
2025/07/01 00:57

佐藤先生、PHOTO HUBスタッフさま、改めてイベント・ご講評ありがとうございました。
皆様の作品含めて、大変な刺激をいただきました。当日スタジオでお借りしたレンズがとても気になって、購入しようと思っています。
またぜひ色々とチャレンジしてみたいと思います!