■何に反応して撮影した?
強風により地面が吹き飛ばされ根が露出している状態でこのエリアでは「根上がり」と呼ばれている。その根上がりに穏やかな朝日が差し込み、一年の中でもきっとホッとするであろう数少ない穏やかな朝が五葉松に安寧をもたらせている様子をおさえた。
■どこに価値観を見出した?
このエリアは冬型の気圧配置になると強風が吹き荒れる。また、火山でもあるので砂礫地帯となっており、土地がとても痩せ細っている。そのような過酷な環境でもしっかりと根を張って風に吹かれながらも風下側に枝を張り巡らせて必死に生きている五葉松。
そんな五葉松に晩夏の穏やかな朝に陽光が照らしはじめ、恵みとなっている様子が植物なれど必死に耐えて生きてきたご褒美のように感じた。
■なぜこの構成か
このエリア独特の剥き出しの根上がりを主題に置いて、そこに朝日が差し込む様子を撮影した。朝日と根上がりの間の通称、魔女の瞳と呼ばれる五色沼の湖面が微風だが穏やかな様子をスローシャッターで表現した。
改めて見ると写真の左半分にウエイトが偏っている印象があるため、もっと右から撮影して太陽の位置が値上がりの対角になるようにするべきだったと思おう。
■撮影情報
ニコンZ6Ⅲ・Nikkor Z 24-70/f4S
0.6秒・f13・ISO100・ハーフND
写真を言語化するシリーズの投稿は、まったくの独りよがりで誰かに届けたいわけでもないが、
自分の写真と向き合う時間だと思ってそれに付き合ってくださる読者諸兄には感謝申し上げます。
何をどうしたら正解ということもわからないけど、詰将棋的に追い込んで写真を撮ることが性格に合っていると思っているので撮り溜めているものを継続して吐き出してく予定なので引き続きよろしくお願いします。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示私も撮る時には何を言いたいのかと自問しながら構図を作り、組写真にする時はまさしく物語を作りながらセレクトしています。すぎさんの様に言葉を書き連ねる訳ではありませんが、狙いがはっきりしていて重要なことだと思います。