今は山手線から新幹線まで「電車」であることは当たり前です。
しかし昭和20年台の「電車」は動揺が激しく優等列車は「客車」を機関車が牽引することが当たり前とされました。
そのような旧弊を打破すべく、昭和25年に長距離の電車での運転を開始したのが「湘南電車」です。緑色車体に窓まわりをオレンジ色とした湘南色は現在でも変わりがありません。
湘南電車の先頭には必ず「郵便荷物車」が連結されます。登場当時の正面2枚窓は木枠でした。
正面2枚窓が木枠の1/80鉄道模型は見あたりませんでした。そこで昭和50年の学生時代に真鍮板で自作しました。但し台車は市販品であり、パンタグラフは最近のものに交換してあります。
アイキャッチは(1)です。
Z8+Z28-400mm
(1)昭和50年に真鍮板で自作した「湘南電車」の「郵便荷物車」(1/80鉄道模型:自作)
正面2枚窓が木枠の姿を模型化したものです。床下機器などは市販されておらず、連結器下部はスカスカです。
湘南電車の成功と中央線101系新性能電車の成功により、長距離特別急行列車の電車化の機運が高まります。
昭和33年12月に運転を開始したのがボンネット特急こだま号です。乗客には乗車記念の絵葉書が頒布されました。
(2)特急こだま号の乗客へ頒布された絵葉書
特急こだま号の成功により、客車方式の他の特別急行列車の電車化の機運が高まります。
しかし客車特別急行列車つばめ号やはと号の最後部には「展望車」が連結されていました。
(3)客車特別急行つばめ号の展望車(1/80鉄道模型:市販)
富士山を背景に走る姿を模型で再現したものです。
特急こだま号の先頭車を「展望車」とするべく開発されたのが巨大な窓からなる「パーラーカー」クロ151でした。
昭和35年6月1日をもって、東海道線を走る客車特急はすべてボンネット電車特急へと置き換えられました。
(4)電車特急の展望車「パーラーカー」(1/80鉄道模型:市販)
巨大な窓が目に付きます。この模型は最近銀座天賞堂から再発売されたものです。
ボンネット特急の人気は凄まじく、多数の模型店が特急こだま号の1/80鉄道模型を競って発売しました。
なかでも銀座天賞堂が昭和38年に発売した真鍮製特急こだま号(10種12両編成)の人気は高く、昭和39年2月26日に、4歳の誕生日を迎えた浩宮徳仁親王(今上天皇陛下)が交通博物館を訪れた際に、銀座天賞堂から献上されたとのことです。
このような国鉄優等列車の電車化の歩みが「新幹線電車」の成功へと繋がります。
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投稿を表示ジョイント企画ありがとうございます。
私は模型はやりませんが、自作も含めて色々な車両をお持ちなのですね。学生時代は16番(通称HO)が主流で、いつの頃から何がきっかけでNゲージ主流になったのでしょうか。
天賞堂、中学・高校の帰りによく立ち寄りましたが、お値段が高すぎて到底手が出る物ではありませんでした。
こだま号乗車記念絵葉書、これまた良い物をコレクションされていらっしゃる。
クモユニ81から改造された飯田線用のクモニ83の100番台を貼っておきます。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示自作!
テレビでは自作される方が
数々出演されていますが
お知り合いで自作される方は・・・
しかも湘南色というのがシブいです。
ワタシは雷鳥と白鳥でボンネットには
お世話になりました。
懐かしいです!
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投稿を表示どれも素晴らしく懐かしい画像を有難うございます。ここまで突っ込んでこそ趣味ですね。反省しています。