ステップアップサークル オンラインセミナー |
5月1日(金)19時より、ステップアップオンラインセミナーを開催しました。
今回のオンラインセミナーの内容は、4月に開催したワークショップ、「春を感じる1枚を撮影しよう!in東京・神代植物公園」の作品講評でした。
こちらでは、講評の一部をご紹介したいと思います。
にいパパさん:桜で雨宿り

「ワークショップ当日は雨で、レンズ交換がなかなかできない、そういう気になれない厳しい環境でした。そういった環境の中では似通った構図や距離感で景色をみてしまいがちになりますが、寄り引きが上手く構成されていて、いろいろな距離感で植物園を捉えて撮影されていたのだなと思います。前景はしだれ桜のような桜、背景には老木のような幹を入れて構図を組んだことにより、近景と遠景の組み合わせによって自然の豊かなイメージや臨場感を感じられる切り取り方になっていると思います。前景と背景の組み合わせが上手くいったとしても良い光が入らないと台無しになると思いますが、手前の桜には美しい光が差し込んでいて、お花も葉っぱもきらめくような雰囲気の枝をしっかりと見て選んでいる。光を良く読み取って景色を見られ撮影されていて印象的で素敵ですね。あえて言うのであれば、あと1段、半段かな?絞っても良かったのかもしれません。」
弥生2.0さん:一人じゃないよ

「多重露出で撮影された作品ですね。異なるシーンを撮って重ね合わせて仕上げられたことで、現実にあったのかそれとも無かったのか、⼀瞬混乱するような組み合わせ⽅によって、ファンタジックな作品として仕上げられていると思います。暗所に⼿前の⾚い花が咲いていて⽟ボケが背景にたくさんあるような作品とチューリップを重ね合わせることで、⽊漏れ⽇が射しているように⾒えてきますし、実際にチューリップの中にこの⾚い⼤きなお花が咲いているかのようにも⾒えてくる。現実なのかそうでないのかのラインを攻めてらっしゃるところがとても良いと思いました。⾒ている⼈が少し考えてしまうような組み合わせが素晴らしい。⾚のしっとりとした⾊調が出るようなレタッチもお⾒事ですし、平⾯的な背景に対して周辺光量を落として奥⾏きを出しつつ⾚い 2 輪のお花が主題であることが伝わってくるのもお⾒事だと思います。」
Kengoroさん:何を狙ってるの!

「アオサギですね。⼤きくシャープに⽻の 1 枚 1 枚が活きるようなパリっと引き締まった仕上がりになっているのが特徴的です。構図は三⾓構図にあてはまって、頂点の⾓は鋭⾓ではなく鈍⾓になっている。三⾓構図の頂点が鈍⾓になっているとドーンと構えているような存在感がある絵になり、⼤きさ、勢い、存在感を感じる作品になりやすいのですが、まさにこの三⾓構図でフレーミングしたことにより、1 ⼈静かに⾬に打たれながらも耐えているアオサギの存在感が活かされた作品だなと思いました。光が半逆光に射し込んでいることにより、葉っぱが透き通って煌めいていて、曇りの⽇でも光を良く読み取って、また被写体の様⼦をよく観察して撮影されているなと思います。」
講評後、秋山先生が撮影された作品もご紹介いただきました。

「少しピンクがかるように、ホワイトバランスを調整しています。いずれもコーナーを意識してコーナーから枝が出るように斜めのラインを活かしながら構図を組んでいます。主役であるお花の背景に、あえて黒い幹を入れることによって視線誘導ができます。」

「可愛らしいお花を撮影する時に、どうしても背景の茶色い土が見えてしまってお花の雰囲気を損なわせてしまっているなという場合、モノクロにして撮影します。ピクチャーコントロールのモノクロームを選択して調整を行いました。モノクロームは、他のディープトーンモノクロームやフラットモノクロームに比べると、コントラストやシャープネスが強くついてくれるモノクロ設定になります。だからこそ、このような小さなお花を撮影する時に引き立たせてくれます。小さなものの存在感を活かして撮影するときは、このモノクロームを選んでいます。」

秋山先生、ありがとうございました。
作品をご投稿いただいた皆さま、ご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました。
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ステップアップサークル
今後の予定
📷ワークショップ📷
『梅雨を楽しみながら光をとろう!in大阪・花博記念公園』
2026年6月20日(土)13:00 ~ 15:00
