「ツバキの銀残し（ブリーチ）②」の投稿でご紹介したカスタム化したピクチャーコントロールの「ブリーチ」を使って昨日（5/13）、靭公園のバラ園で撮影してきました。

未調整画像（撮影時のまま）からご覧ください。

撮影した際はほぼ未調整でも行けそうな気がしたのですが、やはり暗すぎるのと明瞭度のかかりすぎが気に入りません。

これをNX Studioだけで調整したのが次の画像です。

明瞭度を限界まで引き下げ（-5.00）、明るさと彩度を中心に調整して、さらに撮影時に画内から外しきれなかった左上部分を切るために少しトリミングしています。

花の深紅は撮影ままの方が深みがあって好みですが、何とも暗すぎます。色の深みを崩さないように輝度を改善するためNX Studio上で試行錯誤しましたが、私の技量ではこれが限界のようです。

今回カスタム化した「ブリーチ」の設定値は次の通りです。（変更箇所の丸括弧内は標準値）

• 適用度：100
• クイックシャープ：0
• 輪郭強調：4.00
• ミドルレンジシャープ：1.00（2.00）
• 明瞭度：-1.00（1.00）
• コントラスト：2.00（0.00）
• 色の濃さ（彩度）：1.00（0.00）

これをカメラ側（Z5）で設定して撮影しました。

カスタム化した狙いは「ブリーチ」を使った「Dark Aesthetic」な画作りです。

調整余地を残した設定値にしてますので、柔らかめの画がお好みの方は明瞭度をマイナス方向へ設定すれば芯の柔らかい調子が得られます。反対にプラス方向をグッと強めるとリアルフェチ度が上がります。

最後に同じ画像（未調整）をNX Studioのピクチャーコントロールで「スタンダード」にしたものをご覧ください。

赤い薔薇以外も撮ってきましたので後日また。