
【イベントレポート】4/4 機材サークル オンラインセミナー
機材サークル オンラインセミナー【機材サークル緊急企画】Z5Ⅱ徹底解説! |
4月4日(金)20時より緊急で機材オンラインセミナーを開催しました。上田先生に新製品のZ5Ⅱについて撮影された作品とともにご紹介いただきました。

Z5Ⅱの立ち位置について
上田先生「Z5は、初めてフルサイズのミラーレスカメラを使われるエントリー向けのカメラでしたが、Z5Ⅱに関しては、正直そういうレベルでは無くなっていますね。Z9、Z8、Z6Ⅲ、Zf、Z50Ⅱの良い機能を全部積んで来たのがZ5Ⅱという印象で、簡単に言うと最も機能が充実しているカメラの一台ということですね。」と絶賛されていました。

デザインにも変更があり、Z8よりのデザインになりました。
Z6ⅢとZfとの関係性について
上田先生「シンプルに言うとベースの機能はZfですね。Zfにグリップが付いて更に連写性能や新しい機能が積まれた機種と見ていただけると分かりやすいです。Z6Ⅲとの違いは、センサーです。部分積層型CMOSセンサーを積んでいるZ6Ⅲ。裏面照射型CMOSセンサーを積んでいるZ5Ⅱ。なので、厳しめに見れば、超高速で動く物やカメラを振ったりする撮影では、電子シャッターの場合は歪みが生じてしまう場合もあります。そういった撮影の際は、Z6Ⅲの方が歪みに強いです。」
Z6ⅢとZfで悩まれている方に関しては、
上田先生「まずZ6Ⅲは、部分積層センサー搭載で被写体の歪みが少ないのでより動きものをメインで撮られる方に使ってほしいカメラ。Zfというカメラは非常に趣味性の高いカメラでじっくり機械的な動きを楽しみながら操作したい方に向いています。また、Zfは深めのグリップはないため、望遠レンズなど装着するとグリップがないことでホールドが難しい場合もあります。一方、Z5Ⅱというのは、深いグリップがあり、形状が右手で操作できる良い操作性になっているので、望遠レンズなどを使った撮影に向いています。そういった面では、Zfよりも動体写真を撮ることに特化しているカメラだと思います。」と仰っていて、ご自身の撮影スタイルに合わせて購入検討したいですね。
特にZ5Ⅱで上田先生が驚かれた点としては「AFと操作のレスポンスがすごく良くなっています。もたつき感が無く、ほぼほぼZ6Ⅲと変わらない。僕だと違いが分からないくらいオートフォーカスの性能が良くなっています。」と上田先生でも違いが分からないほど性能が上がっているそうです。
【各種機能について スターライトビュー】
「Z 5にはローライトAFがあったのですが、今回は定評のあるスターライトビューを積んでいます。これはNikonが誇る素晴らしい機能だと思っていただいて間違いないです。この様な機能は他社カメラには無くて、あってもマニュアルフォーカスで合わせなくてはいけなかったりします。ニコンのスターライトビューは、オートフォーカスが使えて、輝度も-10EVという暗い世界でもピント合わせが出来ます。ここは安心していただきたいポイントですね」と仰っていて、星空や濃いNDフィルターを使われる方はぜひ使っていただきたい機能の一つですね。便利な活用法としてファンクションキーにスターライトビューを設定されることをお勧めされていました。

注意点として常時ONは気を付けてください、スターライトビューは、見えることを中心に考えられた機能であり、モノクロで使用してもカラーで表示されます。なので、スターライトビューは使用後OFFにしてください。ファンクションキーなどに設定すると暗所でメニューを設定する手間が省け、快適にご使用いただけると思います。

↓↓ モノクロで設定 スターライトビューをONにすると、、、

この様にカラーになります。
【各種機能について ピクチャーコントロールボタン】
Z50Ⅱで搭載され上田先生も太鼓判を押すピクチャーコントロールのボタンについてです。ワンタッチでピクチャーコントロールにアクセスできるので、気軽に色彩を変えられ、シャッターチャンスを逃しにくくなります。

特に注目ポイントとしては、ピクチャーコントロールの絞り込み設定です。よく使うピクチャーコントロールのみを表示することができ、素早く変更することが出来ます。上田先生は、ピクチャーコントロールを一度絞り込み設定で全部消し、その日の撮影で使うピクチャーコントロールだけを事前に設定し、撮影に臨まれるそうです。

【Z5Ⅱ 作例】
上田先生に様々なレンズで作例を撮影いただき、使用感含め解説いただきました。
上田先生自作のフレキシブルカラーのピクチャーコントロールを使用したJPEGの作品です。

上田先生が仕事でも良く使われているレンズだそうで、Z5Ⅱ装着時のバランス感が非常に良く1270gと、旅行にも便利な組み合わせのレンズとのこと。
「24mmから始まり、望遠までカバー。望遠レンズは圧縮効果を上手く使って被写体を引き寄せられるので良いですよね。本当に高倍率かって位良く映るんですよね。」と力説されていました。

「歩きながらスナップした1枚で、適度にボケますし、S-Lineとは違いますが、解像感としては申し分ないと思います。街を撮影するには、丁度良くて柔らかめなフレキシブルカラーと合わせると雰囲気が出て、使いやすかったです。40mmという画角が絶妙で、35mmと50mmの間なので、攻めやすいですね。最短撮影距離が29cmで花などを撮ると柔らかめに仕上がり相性が良かったです。」

「単焦点メインの方は、一本持っておいても損しないレンズですね。S-Lineでは無いのですが、かなりシャープに写りますね。24-50mmというのは、画角の変化を楽しめるレンズで、広めに撮ってみたり、ちょっと寄ったりと幅広くちゃんと写ってくれますね。ぼかそうと思わなければこのレンズは小さくて良い仕事をするなという印象です。f8で絞ってスナップする分には、安心して使っていただけると思います。」
初めてのフルサイズ機で悩まれている方、Z6ⅢやZfで悩まれている方に是非一度検討いただきたい今回の新機種Z5Ⅱを皆様よろしくお願いいたします。
5/8 機材サークル オンラインセミナー
日時
2025年5月8日(木) 20:00 ~ 22:00
https://photohub.nij.nikon.com/announcements/3ljdonin2s2ysufa
Z5Ⅱ スペシャルコンテンツ
https://nij.nikon.com/sp/z5_2/
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